橋梁伸縮装置の止水工法(KFシールテクトYKB-J工法)
2025/03/27 更新従来技術
伸縮装置全体の取替え工法
新規性
劣化した伸縮ゴム部分のみを撤去した後、塗料による止水塗膜を形成し補修する。楊重作業が不要となり、工程短縮、施工性の向上を可能にした新技術。
期待される効果
従来技術:伸縮装置取替との比較
■経済性の向上(従来技術比較54.08%低減)
材料費が安価になり施工も簡易になるので向上する。
■工程の短縮(従来技術比較27%短縮)
施工が容易となり工程が短縮できる。
■品質(従来技術と同等)
新設の伸縮装置と同等の止水性、耐久性試験に合格。
■安全性の向上
楊重作業がなくなり向上する。
■施工性の向上
施工が容易で熟練技術が不要となり向上する。
■周辺環境への影響が向上
交通規制時間が短くなり向上する。
■材料としての性質
・1成分性のため混合不足による硬化不良がなく、安定した塗膜性能を有する。
・硬化促進剤の添加により早期に止水塗膜を形成し、初期の伸縮挙動に追従する。
・速硬化性のため、1日で完工することが可能で、即日規制開放できる。(伸縮装置形状による)
・立ち上がり用の材料もあり、同時に地覆や壁高欄の遊間も止水可能。
■経済性の向上(従来技術比較54.08%低減)
材料費が安価になり施工も簡易になるので向上する。
■工程の短縮(従来技術比較27%短縮)
施工が容易となり工程が短縮できる。
■品質(従来技術と同等)
新設の伸縮装置と同等の止水性、耐久性試験に合格。
■安全性の向上
楊重作業がなくなり向上する。
■施工性の向上
施工が容易で熟練技術が不要となり向上する。
■周辺環境への影響が向上
交通規制時間が短くなり向上する。
■材料としての性質
・1成分性のため混合不足による硬化不良がなく、安定した塗膜性能を有する。
・硬化促進剤の添加により早期に止水塗膜を形成し、初期の伸縮挙動に追従する。
・速硬化性のため、1日で完工することが可能で、即日規制開放できる。(伸縮装置形状による)
・立ち上がり用の材料もあり、同時に地覆や壁高欄の遊間も止水可能。
適用条件
● 止水材が劣化した橋梁や高架橋の伸縮装置に適用。
● 遊間幅が施工時15㎜以上の伸縮装置に適用可能。
● 急を要する伸縮装置の漏水対策にも適用可能。
● 遊間幅が施工時15㎜以上の伸縮装置に適用可能。
● 急を要する伸縮装置の漏水対策にも適用可能。
活用効果
- 経済性
- 向上
- 品質
- 同程度
- 施工性
- 向上
- 工程
- 27%短縮
- 安全性
- 向上
価格
種別/規格/仕様 | 施工規模 | 概算額 | 施工地域 | 価格基準日 |
---|---|---|---|---|
KFシールテクトYKB-J工法(製品価格) | 10m当り | 289,000円 | 全国 | 2025年2月 |
KFシールテクトYKB-J工法(施工価格) | 10m当り | 709,000円 | 全国 | 2025年2月 |
条件(直接工事費、遊間100mm,交通規制なし、L=10m想定) ※伸縮装置の形状や遊間、施工条件による
※記載されている価格はメーカー参考価格です。
最新価格についてはお問い合わせ下さい。
施工事例・施工実績
工事採用実績
- 国
- 4件
- 公
- 10件
- 民
- 30件
主な工事実績
発注者名 | 施工年度 | 工事名称 | 用途 |
---|---|---|---|
中国地方整備局広島国道事務所 | 2025年1月 | 令和6年度 国道2号黄金橋橋梁補修第2工事 | 12カ所で施工 |
西日本高速道路(株) | 2025年1月 | 令和5年度 山陽自動車道広島高速道路事務所管内伸縮装置取替工事 | 10カ所で施工 |
中国地方整備局岡山国道事務所 | 2025年1月 | 岡山北部維持工事 | 6カ所で施工 |
西日本高速道路㈱ | 2024年9月 | 令和5年度 和歌山高速道路事務所管内伸縮装置取替工事 | 12カ所で施工 |
西日本高速道路㈱ | 2024年9月 | 令和5年度 大阪高速道路事務所管内伸縮装置取替工事 | 8カ所で施工 |
北海道河東郡音更町 | 2024年9月 | 橋梁長寿命化修繕工事その3(伊吹橋、桜月橋) | 8カ所で施工 |
西日本高速道路㈱ | 2024年8月 | 令和5年度 山陽自動車道岡山高速道路事務所管内伸縮装置取替工事 | 27カ所で施工 |
中部地方整備局三重河川国道事務所 | 2024年8月 | 木曽川大橋 伸縮装置補修工事 | 10カ所で施工 |
中国地方整備局山口国道事務所 | 2024年7月 | 令和5年度国道9号向田跨道橋外補修工事 | 2か所で施工 |
流通地域
北海道 中部 東北 中国 関東 近畿・四国 北陸 九州・沖縄
施工手順
-
【手順1】電動工具(ピックやエアーハンマー)により既存止水材を除去
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【手順2】電動工具(ピック・ジェットたがね等)により鋼材部の浮き錆を斫り落とす。
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【手順3】電動工具(ベルトサンダー・ワイヤーブラシ・ジェットたがね等)により鋼材部を研磨。
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【手順4】遊間幅に合わせたバックアップ材(軟質発泡ウレタン)を不陸がないように設置。
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【手順5】バックアップ材の上にテープ材を敷設。
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【手順6】養生後、下塗り材を鋼材部に塗布。
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【手順7】止水材に硬化促進剤を添加し、機械撹拌する。
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【手順8】養生テープを除去し施工完了。