強靭防護網
2026/06/25 更新従来技術
公的評価番号等
新規性
・支柱間隔を従来技術よりも拡大した。
・強靭防護網ネットタイプは、金網の強度を向上させた。
・強靭防護網ネットタイプは、縦ロープを廃止した。
期待される効果
・支柱間隔を拡大したことにより、支柱本数が減り施工性が向上した。
・金網の強度が向上したことにより、大規模な落石エネルギーに対応可能となり、斜面下方で待ち受けることができ設置面積の減少により経済性が向上した。
・縦ロープを廃止したことにより、施工性および経済性が向上した。
適用条件
落石防護工事
2.【適用範囲】
①適用可能な範囲
・実規模実験で確認した重錘エネルギー以下(ネットタイプ5,000kJ以下、ロープタイプ2,700kJ以下)
・設置延長10m以上
・設置高さ10m以上(KB-NH3.2-1型)
・最大積雪深2.0m以下の斜面
・N値10以上のアンカー地盤
②特に効果の高い適用範囲
・大規模な落石エネルギーに対応可なため、斜面上方の用地取得や落石予防工の設置が困難な箇所
・大規模な不安定岩塊が多く存在し、落石予防工と落石防護工の併用が必要となる斜面
③適用できない範囲
・実規模実験で実証した落石エネルギーを超える場合
・実規模実験の設置延長10m未満の場合
・実規模実験の設置高さ10m未満の場合(KB-NH3.2-1型)
・最大積雪深2.0m超の斜面
・N値10未満のアンカー地盤および湧水等によりアンカーの定着が見込めない箇所
3.【適用条件】
①自然条件
・強雨・強風時施工不可
・積雪時施工不可
②現場条件
・支柱重量が最大で約200㎏のため、支柱を設置箇所まで荷揚げ可能な架設機械(ラフテレーンクレーン、トラッククレーンおよび簡易ケーブルクレーン)を設置するスペース(8m×4m)が必要
③技術提供可能地域
技術提供可能地域については制限なし
④関連法令等
特になし
施工事例・施工実績
工事採用実績
- 国
- 1件
- 公
- 72件
- 民
- 0件
提供可能地域
施工手順
-
1.準備工
施工範囲の伐採を行い、支柱設置位置、高さ、施工範囲、アンカー設置位置を確定する
-
2.ロックアンカー設置(他穿孔式の場合)
①実施工の前に引抜試験を行い、地盤条件を確定
②削岩機を使用し人力で削孔する。アンカー長が4mを超える場合は機械削孔を行う
③削孔後、注入ホースを孔底まで挿入しグラウト材を注入する
④グラウト材硬化前にアンカーや補強パイプを挿入する
⑤グラウト材の圧縮強度確認後、施工後のアンカーが所定の品質を確認するために確認試験を行う -
3.支柱設置
①架設機械で支柱を荷揚げしワイヤロープを用いて支柱を組立てる
②巻付けグリップ、ターンバックルを用いて支柱頭部からの支柱控え用ワイヤロープとアンカーを接続させる
③巻付けグリップで加工した支柱間隔保持ワイヤロープを取り付け、支柱同士を接続させる
④支柱底部から山側と谷側に控えワイヤロープを取り付け、ワイヤクリップを用いアンカーと接続させる -
4.金網組立
①端部から順に金網を設置する
②設置方法は、金網を最上端の横ロープに巻き込んで設置する
③金網同士の結合は、結合コイルを用いて接続する -
5.緩衝装置設置
3連ブラケットを介してアンカーに緩衝装置を取り付ける
-
6.ワイヤロープ組立
①横ワイヤロープ両端部にワイヤクリップを用いて緩衝装置と接続させる。
②高強度金網の端部にワイヤクリップと特殊プレートを用いて横ロープと金網を一体化させる -
7.ストップフック設置
高強度金網と横ロープをストップフックを介して接続する
-
8.完成
完成後に金網面積や横ロープ長などを計測する
会社情報
- 会社名
- 斜面の安全・安心研究会
- TEL
- 025-278-6900
- 企業情報
- 公式サイト