マルチスプレッド工法
マルチスプレッド工法は法面工法の1つで、土地造成等で伐採した樹木や根株等を現地で破砕してチップに加工後、堆肥化させた堆肥チップを使用して法面へ吹き付ける工法。他の法面工法同様、緑化基盤材や浸食防止材、雑草抑制材となる。
剪定枝など廃棄物の 運搬・処理費を削減する。
吹き付けた木チップが、降雨などによる浸食やズレに対する抵抗性を発揮する。
<特徴>
●廃棄物運搬・処分費削減
現場で発生した伐採材(枝葉、根)を一次破砕したものを吹付け材として利用するため、 廃棄物の運搬・処分費を削減。
●柔軟な機器配置設計
施工は、木チップ撒布機と一体式の大型車両(マルチスプレッダー)を使用するため、施工状況に合わせて柔軟に移動が可能。
●施工後の法面安定性
雨水がマルチング基盤(木チップ)の表面や基盤内を透過する過程で水勢が弱められるため、土粒子の挙動を抑えることができ、
施工直後から、法面の浸食やズレを防止するとともに土粒子のよる濁水の発生を防止。
<マルチスプレッド工法の種類>
●法面緑化マルチング(種子あり/種子なし)
破砕したチップを法面に吹付け、緑化を促す。
チップのみを吹き付ける「種子なし」工法と、チップに種子(及び育成基盤材)を加えた「種子あり」工法の2種類を用意。
ともに緑化法面を実現する。「種子あり」工法の方が早期緑化に適する。
●林間マルチング
木チップを森林部や造成緑地などに吹き付ける工法。
抑草効果や蒸散抑制効果を得られ、森林樹木育成に寄与できる。
周辺環境に対しては、防塵効果を発揮し、粉塵対策として活用できる。
●植生リードマルチング
木チップに現地の表土(及び緑化用の基盤材)を加えて吹き付ける工法。
現地表土を使うことで、元来その地に存在する種子の発芽を促します。
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