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マリンエコダー工法

2026/07/24 更新
  • マリンエコダー工法 施工状況
  • マリンエコダー工法 現地試験

NETIS登録番号:QSK-240005-A

概要

水中又は水辺に設置する消波プロック、河川護岸ブロック、魚礁、ケーソン 、廃船などの構造物の表面に竹廃材を圧縮粉砕した綿状竹短繊維を含む生育基材(マリンエコダー)を、陸上で海洋構造物に被膜吹付することで、水中微生物又は水生植物の繁殖を誘導させ藻場再生を行う多自然型水中緑化吹付工法である。

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新規性

従来は藻場再生手段として海藻胞子や海草種苗の植栽、その水域環境に不足している栄養塩や菌を人為的に投与した構造物の沈設など早期に水域環境が改善される技術で対応されてきた。
本技術は微生物による藻場再生技術であり、綿状生竹繊維の微生物誘引能により導かれた光合成微生物を藻類成長に必要な栄養塩の生産源とした栄養塩自然(微生物)供給システムである。沈設前の人工構造物にシステム基材(マリンエコダー)を吹付にて被膜形成することで基盤の安定付着と永続的な栄養塩の供給ができる。
・放置竹林対策から発生する厄介な伐採竹を有効資源として活用する。
・伐採後3ケ月以内の活竹を水中微生物誘引資材として配合する。
・綿状生竹繊維に誘引された微生物による栄養塩の生産供給が図られる。
・主に酸素発生型光合成微生物が誘引され、動物(魚など)も影響なく育つ。
・被膜吹付工法にした。
・安定剤として付着力の高い海水起源のMOC(オキシ塩化マグネシウムセメント)モルタルを取り入れた。添付資料4
・MOCは、酸化マグネシウム MgOをにがり溶液 (塩化マグネシウム MgCl2液) で練って硬化させたセメントで付着性のあるモルタルとして利用する。
・マリンエコダーには、粒状塩化ナトリウムを含んでおり、吹付表面の粒状塩化ナトリウムが海中で溶解することで吹付面に凹部を形成させることができる。これにより海藻が着床しやすい環境を提供することができる。

期待される効果

・伐採竹を焼却処分することなく有効資源活用することで山林及び、水域環境の影響抑制が図られる。
・沈設6ヶ月後追跡調査で綿状生竹繊維の微生物誘引能はクロロフィルa(酸素発生型光合成微生物が持つ葉緑素)値が2.2%、フェオフィチン(クロロフィルの分解物)値が10%と少量(対照区との距離がなかった為)ではあるが綿状生竹繊維の微生物誘引能が証明され、生態系ピラミッドの最底辺である生産者増殖に期待ができる。添付資料1(7ページ)
・綿状生竹繊維に導かれた微生物による栄養塩供給は対照区と比較して自然着生したアオサの被膜率が20%、紅藻類の被膜率が3%と向上したことからも多自然的な藻場構築に期待ができる。添付資料1(8ページ)
・酸素発生型光合成微生物が誘引されていることからもCO₂循環に寄与し海洋酸性化抑制に期待がもて生態系中間層の魚なども影響なく育つ。

適用条件

① 自然条件
・雨天時、積雪時の施工は不可。
・気温5℃以下、35℃以上は施工を控えること。
・施工後、1ケ月以上の気中養生が可能なこと。
② 現場条件
吹付作業プラントヤード(10m×20m以上)の確保が必要である。
③ 技術提供可能地域
・技術提供地域については制限なし。
④ 関連法令等
・特になし。

活用効果

経済性
低下(-39.87%)
品質
同程度
施工性
同程度
工程
増加(-33.33%)
安全性
同程度
周辺環境
向上

価格

条件や環境により価格が変わるため、詳細な見積もりをお問い合わせください。

施工事例・施工実績

工事採用実績

1件

施工手順

会社情報

会社名
(株)不動テトラ
TEL
03-5644-8500
企業情報
公式サイト

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