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土砂崩壊の簡易危険検出システム

2026/07/24 更新
  • 土砂崩壊の簡易危険検出システムとMPSセンサーの設置方法
  • 土砂崩壊の実大実験による表層ひずみ棒センサー(MPSセンサー)の反応

NETIS登録番号:QS-250017-A

概要

工事現場で発生する土砂崩壊によって作業者が埋没する労働災害を防止するための計測技術であり、工事中の斜面や溝壁等に設置してその動きを簡単に「見える化」する。 

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従来技術

現場管理者による目視監視

新規性

・表層ひずみ棒センサー(MPS)の曲げ変形からせん断ひずみを換算する手法を採用した。
・10秒間隔で計測されたMPSデータからひずみ速度(%/分)を自動解析し、微小な増加を検知して異常を早期に通知できるようにした。

期待される効果

曲げ変形からせん断ひずみを換算する手法としたことで、斜面の微小な動きを高精度に検知できるため、崩壊の初期兆候を把握し、迅速に警報音やライトを発報することで、工事の安全性が向上する。

適用条件

① 自然条件
・設置場所の温度が-10℃から40℃の範囲であること。
・MPSセンサー(棒状センサー)が回転貫入可能な軟らかな土の斜面であること。
② 現場条件
・センサーと警報器を設置するスペースとして、1地点当たり1m×1m程度必要。
・設置する位置にアクセスするための通路は別途必要。
・水没しない場所であること。
③ 技術提供可能地域
・全国
④ 関連法令等
本システムに関する法令等は特になし。
なお、法令等の中で述べられている措置の具体的方法や、それを補う手段の一つとして本技術を利用することができる。例えば、次のものがある。
・労働安全衛生法第28条の2(事業者の行うべき調査等)
 事業者は業務に起因する危険性又は有害性等を調査し、その防止のための必要な措置を講じるよう努めなければならないと定められている。斜面工事等では土砂崩壊による労働災害のリスクがあり、本技術はそのリスクに対する具体的な措置の一つの例である。
・労働安全衛生規則第358条(点検)
 事業者は明かり掘削作業を行うときは地山の崩壊等による労働者の危険を防止するために、点検者を指名して作業箇所とその周辺の地山の状態の変化を点検することとしているが、本技術はそのような作業を行う場合に斜面等の監視を支援するものである。
・斜面崩壊による労働災害の防止対策に関するガイドライン(厚生労働省 平成27年6月29日 基安安発0629第1号)
 本ガイドラインでは地山状況の的確な把握と工事関係者による共有を述べているが、本技術はその把握のための具体的な方法の一つである。
・安全衛生経費を内訳として明示するための「標準見積書」の作成等について(国土交通省 令和6年3月29日 国不専建第63号)
 労働災害防止対策を適切に実施する上で必要な安全衛生経費の明示と支払いが指示された。

活用効果

経済性
低下(-97%)
品質
同程度
施工性
同程度
工程
増加(-0.67%)
安全性
向上
周辺環境
同程度

価格

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施工事例・施工実績

施工手順

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