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港湾構造物の生物共生効果の向上技術

2026/07/24 更新
  • 技術の概要
  • 港湾構造物への技術の適用イメージ

NETIS登録番号:CBK-220005-A

概要

・消波・被覆材料に、大型海藻の藻場形成機能のほか、小型海藻の藻場形成機能、小型底生動物の増殖機能を付加した。
・環境に応じて機能を組み合わせて消波・被覆材料に適用することで、港湾構造物に生息する生物種類と生物量が増大し、生物共生効果が向上する。

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新規性

・従来技術は、港湾構造物に用いる石やブロックなどの消波・被覆材料に大型海藻の藻場形成に特化した技術を付加していたが、対象箇所の環境が大型海藻の生息環境に必ずしも合っていない場合や施工後の環境の変化等により、十分な効果を発揮できないことがあった。
・新技術では、構造物を形成する消波・被覆材料に、大型海藻の藻場形成機能に加えて、小型海藻の藻場形成、小型底生動物の増殖機能を付加し、対象箇所の環境や使用する消波・被覆材料に応じて組み合わせて用いることができるようにした。

期待される効果

●生物共生効果(生物多様性と生物生産性)の向上
・従来技術は、消波・被覆材料に大型海藻の藻場が形成されることで、魚介類の餌場・生息場、幼稚魚の育成場、産卵場等として機能を発揮し、これにより生物種類の増大(生物多様性向上)、生物量の増大(生物生産性向上)を期待するものであるが、大型海藻の藻場の形成が良好でなくなった場合、十分な効果が期待できないことがあった。
・新技術では、小型海藻の藻場が大型海藻の果たすアワビ・サザエ・ウニなどの餌場や稚エビの着底・生息場所として機能を補助し(参考文献①)、また、小型底生動物の増殖およびこれらを餌料とする魚介類の蝟集により(参考文献②)、生物種類と生物量が増大し、生物共生効果の向上が期待できる。
●大型海藻藻場の機能の一部代替効果
・近年の海水温の上昇などによる海域環境の著しい変化により、形成された大型海藻の藻場が縮小したり、消失したりする事態も想定される。場合によっては、藻場の再生が期待できないことも考えられ、再生が期待できる場合にも相応の時間がかかる。このような場合に、大型海藻の藻場機能の一部を、小型海藻の藻場が代替することが期待できる。
・大型藻場の生育に不適な場所でも、例えば小型底生動物による水質浄化や小型海藻による底生動物の餌場・着底場などの機能を付加できる。
●早期の効果発現
・従来技術では、消波・被覆材料への藻場の形成が一定程度進んだ後に動物が加入していたが、新技術では藻場の形成と小型底生動物の増殖の同時進行が可能で、従来よりも早く効果を発揮できる。
●CO2吸収源「ブルーカーボン」
形成された藻場によるCO2吸収効果が期待できる。

適用条件

① 自然条件
海藻の着生が期待できる環境、水深帯
② 現場条件
消波・被覆材料の製作ヤードが必要(2t型・4t型計50個/581m2)
③ 技術提供可能地域
自然条件を満たせば特に制限なし
④ 関連法令等
・海岸法
・港湾法
・漁港漁場整備法

活用効果

経済性
低下(-13.47%)
品質
同程度
施工性
同程度
工程
増加(-14.53%)
安全性
同程度
周辺環境
向上

価格

条件や環境により価格が変わるため、詳細な見積もりをお問い合わせください。

施工事例・施工実績

工事採用実績

13件
12件
1件

施工手順

会社情報

会社名
(株)不動テトラ
TEL
03-5644-8500
企業情報
公式サイト

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