プレキャストコンクリート製残置型枠工法
2024/08/30 更新新規性
漁港施設等における「腹付け工」の施工では、スチールフォームを海中に設置し水中コンクリートを打設する方法が従来工法となっているが、静穏度の高い港内でも波や流れの作用によるスチールフォームの被災は後を絶たず、その型枠の中の作業安全度は著しく低い。一方、プレキャストコンクリート製型枠部材を用いた施工は、海中において段階的に施工が可能で、工期短縮や安全性の面で優位な工法である。
さらに、漁港施設の長寿命化対策工法としてもプレキャストコンクリート製残置型枠を利用することにより、従来の海中施工における課題が解決でき、施工効率と作業者安全度の向上に寄与する標準的な工法として開発された。
さらに、漁港施設の長寿命化対策工法としてもプレキャストコンクリート製残置型枠を利用することにより、従来の海中施工における課題が解決でき、施工効率と作業者安全度の向上に寄与する標準的な工法として開発された。
期待される効果
●スチールフォームでの施工では海底面から天端まで型枠が設置され作業リスクの高い閉鎖空間が発生する。しかし、残置型枠工法では1段毎の施工が可能で、閉鎖性が解消され、非常時の退避行動がとりやすいことと、閉鎖空間が無いため作業効率の向上が図れる。
●段階施工のため、生コンの確保が容易かつ施工性が良好で、漁港工事のような小規模打設が可能となる。また、短期間の静穏下作業で施工が可能となる。さらに段階施工分の資材搬入で済み、ヤード面積の低減及びヤード計画が容易となる。
●段階施工のため、生コンの確保が容易かつ施工性が良好で、漁港工事のような小規模打設が可能となる。また、短期間の静穏下作業で施工が可能となる。さらに段階施工分の資材搬入で済み、ヤード面積の低減及びヤード計画が容易となる。
適用条件
この工法は、老朽化した漁港施設の長寿命化対策として、岸壁や防波堤の腹付工法として活用されてきたが、防波堤などの堤体拡幅や施設の新築工事にも応用できる工法である。【動画参照】
特 徴 |
• スチールフォームでの施工では海底面から天端まで型枠が設置され作業リスクの高い閉鎖空間が発生する。しかし、残置型枠工法では1段毎の施工が可能で、閉鎖性が解消され、非常時の退避行動がとりやすいことと、閉鎖空間が無いため作業効率の向上が図れる。
• 段階施工のため、生コンの確保が容易かつ施工性が良好で、漁港工事のような小規模打設が可能となる。また、短期間の静穏下作業で施工が可能となる。さらに段階施工分の資材搬入で済み、ヤード面積の低減及びヤード計画が容易となる。
施工写真 |
防波堤や岸壁新築工事への活用 |
この工法は、老朽化した漁港施設の長寿命化対策として、岸壁や防波堤の腹付工法として活用されてきたが、防波堤などの堤体拡幅や施設の新築工事にも応用できる工法である。
施工事例・施工実績
工事採用実績
- 公
- 多数
施工手順
会社情報
- 会社名
- 漁港プレキャスト工法研究会
- TEL
- 03-6661-1155
- 企業情報
- 公式サイト