新規性
・研削材と塗膜くずを回収・選別して、研削材を再利用する「循環再利用システム」を採用したこと。
・研削材は、耐摩耗性の高い金属系研削材(高炭素鋳鋼グリットA等級、SUS430カットワイヤ)を採用したこと。
・加圧タンクを使用しない「連続供給装置」を採用したこと。
・都市型低騒音ユニットをラインアップに追加。(国内特許第7007722号)
期待される効果
・耐摩耗性の高い研削材を循環再利用することで、産業廃棄物発生量を最小限に抑制できる。
・産業廃棄物処理に伴うCO2排出量の抑制ができる。
・産業廃棄物処理に伴う処理費用の抑制ができる。(処理費用の高額なPCB含有塗膜での効果は絶大)
・ブラスト処理時の粉塵の発生が極めて少なく、施工性、品質確保性、安全性が向上する。(動画参照)。
※2022年度までの累計施工実績は、約193万㎡(国土交通省約56万㎡、高速道路約58万㎡、地方自治体約76万㎡、民間等3万㎡)に達する。また、産業廃棄物の発生抑制が高く評価され「令和3年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰 内閣総理大臣賞」を受賞している。
適用条件
① 自然条件
・処理面は、乾燥状態での作業となる(従来技術と同等)
② 現場条件
・機材の設置スペースが必要(4ノズルタイプで50㎡程度)となるが、車載式による日々回送も可能。
③ 技術提供可能地域
・全国提供可能(カンボジアでの施工実績もあり。)
④ 関係法令等
・鋼道路橋防食便覧(日本道路協会)
・労働安全衛生法(厚生労働省)
・廃棄物処理法(環境省)
・PCB特別措置法(環境省)
使用する機械・工具
循環式ブラスト工法機材:セパレータ(選別装置)、ホッパータンク、連続供給装置、ダスト回収装置、真空回収装置(ルーツブロワ、サイレンサ)
動力源:発動発電機、コンプレッサ(エアドライヤ導入)
付属設備:ブラストノズル、ブラストホース、回収ホース
取材記事「 循環式エコクリーンブラスト工法 /エコクリーンハイブリッド工法 」
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