トンネル専用側溝

2024/09/09 更新

NETIS登録番号:HR-130015-A(旧登録)

概要

境界ブロックまたは監視員通路壁一体の強固なトンネル専用側溝

新規性

■トンネル専用側溝
・側溝と境界ブロックを一体とした。
・側溝部材厚はB・C交通のコンクリート舗装構成に準じる厚さとし、通水断面はトンネル壁面清掃での使用水量を対象とした最小限の大きさとした。
・側溝天端幅を広げた。

■トンネル監視員通路壁一体型側溝
・現場打ちで構築していた監視員通路壁をプレキャスト化した。
・監視員通路壁の背面にも側溝を設けた。

期待される効果

■トンネル専用側溝
・据付時の境界ブロックが転倒せず安全性向上、1工程で済むので工程が短縮し省力化が図れ、施工性が向上する。また、経済性も向上する。
・部材が厚く水路断面が小さくなったことにより側溝部の耐圧強度が向上し、スリップフォームペーバの走行による破損リスクが低減できる。
・従来、スリップフォームペーバ走行面積が確保できないため、円形水路天端に台木などによって高さ調整を行い走行させていたが、側溝天端幅を広げ、スリップフォームペーバの走行面積を確保したことにより、走行用の仮設手間が省け省力化が図れ、施工性向上に寄与する。

■トンネル監視員通路壁一体型側溝
・現場打ちで構築していた監視員通路壁をプレキャスト化することで経済性の向上、工期の短縮を図ることができる。
・監視員通路壁の背面にも側溝を設けることで、トンネル壁面からの浸透水(結露や漏水等)を前面の側溝に流すことができる。

適用条件

① 自然条件
・特になし。
② 現場条件
トンネル専用側溝
・バックホウ(0.28m3、1.7t吊り)の搬入・作業スペースが必要。
トンネル監視員通路壁一体型側溝
・バックホウ(0.45m3、2.9t吊り)の搬入・作業スペースが必要。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。

使用する機械・工具

  • 転圧機
  • バックホウ
  • ハンマー

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
(株)アドヴァンス
TEL
025-233-4131
企業情報
公式サイト

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