ジオシンセティックス液状化変形抑制工法(SECURE-G工法)

2024/08/30 更新
  • ジオシンセティックス敷設状況

NETIS登録番号:TH-140012-VR

概要

ジオシンセティックス+砕石挟込みによる盛土の液状化対策工法

新規性

・従来工法にみられる固化工法で地盤を改良するのではなく、砕石でジオシンセティックスを挟み込んだ単純な構造体を盛土直下に築造することにより、ジオシンセティックスと砕石の剛性により、液状化時の盛土変形を抑制する工法である。

期待される効果

固化系の従来技術にみられる液状化の発生抑制ではなく、本工法は液状化の盛土変形抑制である。
動的遠心模型試験結果から、
・盛土側方変位量を無対策に比べ30%に抑制される。
・盛土の沈下量が無対策時に比べ70%に抑制される。
・盛土天端の不同沈下が抑制される。
・液状化時の盛土における加速度が低減(免震)される。
・天端幅10m盛土高さ7m時の対策に要する費用は、深層混合処理工法に比べると1/3以下のコスト縮減が可能である。
・レベル2地震時の液状化対策では盛土要求性能2の確保が求められるが、本工法はそれを低コストで可能にする。

適用条件

① 自然条件
・特になし。
② 現場条件
・特になし。
③ 技術提供可能地域
・地域制限なし。
④ 関係法令等
・道路土工 盛土工指針(平成22年度版)平成22年4月 社団法人日本道路協会
・道路土工 軟弱地盤対策工指針(平成24年7月)社団法人日本道路協会
・道路橋示方書

使用する機械・工具

  • トラッククレーン
  • バックホウ

施工事例・施工実績

工事採用実績

7件
17件
2件

施工手順

会社情報

会社名
(一社)ジオシンセティックス変形抑制工法研究会
TEL
03-5844-3152
企業情報
公式サイト

特集

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