新規性
・建築基準法、関連法令に準拠した構造計算により安全性の確保と、軽量化を同時に実現した。
・アルミ押出形材を主要構造材とし、屋根部の構造にトラス方式を採用、上屋全体重量の軽量化を図った。
・パネルユニット式・トラス式屋根部プレハブ式を採用し、施工日数の大幅な短縮を可能にした。
・トラス式屋根部の分割製造・現場組立方式により、工場内製作管理による品質の向上・現場組立の簡素化を図った。
・トラス式屋根構造により、屋根部の脱着可能構造。
・レベル調整金具により、樋門等操作台コンクリート躯体の不陸に対する、高精度な高さ調整が可能。
・可動ルーバー式アルミガラリを採用、風・雨・雪等の吹込みを防止。
期待される効果
・工期の短縮(現場施工期間70%向上、工場製作納期は3週間程度で同程度)。
・樋門門柱等コンクリート構造物に対する荷重負担の軽減。
・同じく、荷重負担が少ない為、張出床板を設置~上屋設置が可能。
・トラス式屋根部の脱着方式により、ゲート機械設備類の交換作業が容易である。
・プレハブ式の為、建て込み・撤去が容易である。
・使用資材の再利用化が可能。
・全面ガラス仕様により、視認性が極めて良好。
・アルミパネル、フィルム貼りガラス仕様の採用による、デザインのバリエーションが豊富。
・仮設資材、仮設設備が不要。
・ガラス、アルミ複合板の破損に対して、上屋内部から交換が可能。
・メーカーのQRコード管理によって、全ての上屋の部材部品型番をデータベース管理。
適用条件
① 自然条件
・積雪地域にも設置可能。
② 現場条件
・施工時の一時的な作業スペース及びクレーン車の一時的な設置場所が必要。
③ 技術提供可能地域
・地域制限なし。
④ 関係法令等
・建築基準法および関係法令(同施行令・施行規則、住宅の品質確保の促進等に関する法律、等)
・平成14年国土交通省告示 第408、409、410号(アルミニウム合金造の建築物又は建築物の構造部分の構造方法に関する安全上必要な技術的基準を定める件)
使用する機械・工具