2022.04.01
大容基功工業株式会社
スライムクリーナーを使用した高効率スライム処理
処理状況① |
処理状況② |
新 規 性 |
・スライムクリーナー工法により二次孔底処理(水中サンドポンプによる方法)が不要。
・沈殿バケットをスライムクリーナーに変えたことにより、二次孔底処理の工程が削減。
・サンプル採取の容易化により、スライム処理結果が可視化できる。
・取り扱いが煩雑で一定の習熟や技能の習得が必要であったスライム処理を容易に行える。
適 用 箇 所 |
・杭軸径:1100mm以上 3200mm以下
・深度:90m以下
・表層ケーシング高さ:1500mm以下
・粒形:35mm以下
・砂質土で大量のスライムが発生することが想定される地層
・スライムが残存しやすい拡底杭の孔底部
開 発 目 標 |
・経済性の向上
・施工精度の向上
・品質の向上
活 用 の 効 果 |
比較対象従来技術:
沈殿バケットによる方法(一次孔底処理)、水中サンドポンプによる方法(二次孔底処理)
・経済性:低下(-4.31%)
・工程:短縮(5.33%)
・品質:向上
・安全性:向上
・施工性:向上
・周辺環境への影響:向上
単 価 |
都度見積り
施工方法 |
①一次孔底処理
・スライムクリーナーをスライム処理施工箇所に設置し、発電機と専用ケーブルを接続する。
・基礎杭上部から補給水を補給しながら水中攪乱サンドポンプ(以下、「ポンプ」)を削孔内に下降させ、削孔内部掘削水を楊泥する。
・ポンプの負荷電流計100A以内および孔内水位を確認しながら、ポンプを下降させる。
・杭底に着底すると、検尺玉にて掘削深度・杭底状態を確認し、前後左右任意にポンプを動かし浮遊・沈殿スライムを楊泥する。
・最後に杭底楊泥水をサンプリングバルブより採取し、管理基準値内であることを目視確認して処理完了。
②鉄筋かご・トレミー管挿入
・地上で籠状にした鉄筋を孔内中央に鉛直に建込み、トレミー管を挿入する。
③生コン打設
・トレミー管でコンクリートを打込む。
・コンクリート打込みに伴いケーシングおよびトレミー管を引抜き回収する。
④施工完了
※施工方法写真 下記参照
※スライムクリーナー工法は二次孔底処理が不要
品質確認 |
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新機種(杭軸径1000㎜に対応)