2022.04.01

KL工法 KT-200155-A

モノリスコーポレーション株式会社

 

 

プラスチック鏝を用いた橋梁床版コンクリート仕上げやコンクリート素地仕上げの表層部強化方法

 

 

    

プラスチック鏝

    KL工法施工写真

 

 

 

   新 規 性

 

床版コンクリート打設後の仕上げを人力による金鏝仕上げから機械式特殊プラスチック鏝に変えた。

 

 

 

   適 用 箇 所

 

表面に突起物や障害物がなく勾配10%未満の床版コンクリート。

耐久性が求められる床版コンクリート工事では特に高い効果が認められる。

 

 

 

   開 発 目 標

 

耐久性の向上

 

 

 

   活 用 の 効 果

 

比較対象従来技術:人力による金鏝仕上げ
・経済性:低下(-15.38%)
・工 程:増加(-14.94%)
・品 質:向上
・安全性:同程度
・施工性:低下
・周辺環境への影響:同程度

 

 

 

   単 価

 

都度見積り

 

 

 

   特 徴

 

機械式プラスチック鏝(特許取得)を用いることにより、コンクリート表面を焼き付かせることなく充分に加圧できるため、コンクリート表層部が緊密になる。それにより表面に光沢が出るとともに、表面強度と防水性が向上する。

 

 

〈表面強度〉引っかき試験器(日本建築仕上学会式)
 ・KL工法:23N/㎟(43.8%増)
 ・従来工法:16N/㎟

 

〈透水性〉JIS A 6909 透水試験B法
 ・KL工法:0.13cc/㎠(80%減)
 ・従来工法:0.60cc/㎠

 

 

 

   施 工 方 法

 

① 粗均し・レベル取り
② 定木づり
③ 再振動締め固め
④ 養生材散布
⑤ 機械式円盤
⑥ 機械式金鏝
⑦ 機械式特殊プラスチック鏝

 

300㎡あたりの施工所要時間:8時間

 

 

 

   特 許

 

特殊プラスチック鏝
特許番号:特許6175685号

 

 

 

   施工フロー