2022.04.01
株式会社 テクアノーツ
大型船でも、簡単に流木止を通過できる浮沈式通船ゲート
通常時 |
通船時 |
新 規 性 |
・従来は、有効通船ゲート幅7m を設置していた。
・本技術では、ゲート式から浮沈式に変えたことにより、個々のフロートをコンプレッサー
とバルブコントロールユニットで、エア量を調整し沈下させ、効率的に大型船を通過させ
ることができる。
適 用 箇 所 |
・ダム湖面、河川等における工事用船の流木止設備の通行。
開 発 目 標 |
・省人化
・経済性の向上
・施工性の向上
活 用 の 効 果 |
比較対象従来技術:通船ゲート
・経済性:向上(80.85%)
・工程:短縮(21.43%)
・品質:同程度
・安全性:同程度
・施工性:同程度
・周辺環境への影響:同程度
単 価 |
都度見積り
施工方法 |
「現地組立~現場据付まで」
①輸送、現地組立
・ 現地作業ヤードにトラックにて輸送し、クレーンで荷下ろし、組立をする。
②着水、検査
・クレーンにて着水し、検査を行う。
③曳航
・ 検査終了後、作業船等により据付場所まで曳航する。
④据付
・ 流木止設備の連結箇所に浮沈式通船ゲートを挿入する。
・ 既設連結ピンを開放し、浮沈式通船ゲート両端をシャックル等により、既設流木止設備
に連結する。
⑤確認、調整
・ 浮沈式通船ゲートを開閉(浮沈)テストし、浮力バランス等を調整し、正常に動作する
ことを確認後、完了とする。
新技術活用のメリット |
・従来の通船ゲートより安価となり経済性の向上
・エアコンプレッサのみでゲートの開閉ができるため、施工性が向上する
・設置に係る日数が短縮するため工程短縮
施工手順 |