2022.04.01
前田工繊株式会社
形状復元性・耐候性・景観性に優れた防風・防砂・防雪用の軽量な繊維シート
施工例:防風柵 |
施工例:防砂柵 |
施工例:防雪柵 |
拡大写真:遮蔽率60% |
新 規 性 |
鋼製有孔防風柵から、高強度繊維シートを使用した防風・防砂・防雪柵に変えた。これに
より軽量化が実現でき、支柱間隔を4m スパンにすることで基礎数の削減が可能となるた
め、施工性、経済性の向上および工程の短縮が図れる。
また、透過性が高く、閉塞感の緩和によって見通しが改善されるため、景観性の向上が図れ
る。さらに、製品の重量が軽くなり、作業員の負担を軽減できるため、作業環境の改善が図
れる。
適 用 箇 所 |
・防風柵等設置工事。
・最大風速60m/s 以下の場所。
・ 塩害の影響が大きく、景観性も求められる箇所。
[適用にあたり、関係する基準およびその引用元]
・ 道路橋示方書・同解説(社団法人 日本道路協会、平成14年3月)
・ 道路吹雪対策マニュアル(独立行政法人 土木研究所 寒地土木研究所、平成23年3月)
開 発 目 標 |
経済性の向上
活 用 の 効 果 |
比較対象従来技術:鋼製有孔防風柵
・経済性:向上(1.64%)
・工 程:短縮(13.43%)
・品 質:同程度
・安全性:同程度
・施工性:向上
・周辺環境への影響:向上
単 価 |
都度見積り
施工方法 |
①支柱の組み立て
・ ボルト取付穴が支柱中心線よりも正面側に位置するよう配置する。
・ 支柱の4ヶ所の穴に寸切りボルト・ワッシャ・ナットで両側から支柱をしっかりと締め
付ける。
②支柱の建て込み
・型枠内に支柱を仮設する。
③間隔材の取付
・間隔材を支柱の上部に取り付ける。
・ 柱のボルト類は、間隔材を取り付け後、通りと柱のたちを出してから本締めする。
④シートの取付
・ 支柱に固定されているボルトにアルミスライドの穴2ヶ所をはめて、ワッシャ・ナットを
仮止めする。
・ シート1枚につき4ヶ所のナットを仮止めした状態で、ナットを回してシートを緊張させ
る。
・ シートの緊張作業の後、緩み止め用ダブルナットで締め付ける。
⑤ボルトの本締め
・ 支柱の取付ボルト等本締めを行い、ボルトの締め忘れがないか点検する。