2022.04.01
株式会社 明政工業
桁付き金具の変更のみで吊りボルトのパテ処理や穴埋め作業等が不要となる鋼橋床版型枠支保構造。
従来技術と比較して、工程が40%短縮され、施工性が向上する現場省力化技術。
従来技術 |
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新技術の構造 |
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新 規 性 |
・型枠支保工吊り金具を、一般的な吊り金具から、鋼桁ウェブ内に収まる専用吊り金具に変
えた。
・吊り金具の設置を、型枠吊り下げ時から鋼桁製作時に変えた。
・型枠支保工吊り金具を、鋼桁ウェブ内に収まる専用吊り金具に変えたことにより、金具が
コンクリート内に残らない施工が可能となる。
・型枠大工の小口切込み、吊りボルトのパテ処理や穴埋め作業等が不要となり、吊りボルト
の隙間からの生コン漏れも無くなるため、施工性が向上する。
・吊り金具を鋼桁製作時に設置することにより、吊り金具の現場溶接が不要となるため、
鋼桁の品質を確保できる。また、専用金具を再利用できる。
適 用 箇 所 |
・鋼橋床版工の型枠吊り金具
・コンクリート内部に不純物を残したくない床版
・接作業を軽減したい現場
・コンクリート下面の仕上りを平滑かつ綺麗に仕上げたい床版
開 発 目 標 |
・省力化
活 用 の 効 果 |
比較対象従来技術:吊り金具の現場溶接+支保工撤去後のボルト穴埋め
・経済性:同程度(0%)
・工 程:短縮(40%)
・品 質:同程度
・安全性:同程度
・施工性:向上
・周辺環境への影響:同程度
単 価 |
都度見積り
従来技術との比較(例) |
・項目:鋼橋床版型枠工
・基準とする数値:100㎡
・仕様:吊金具現場取付(材料費含む)
・工程:型枠設置日数で比較
施工方法 |
① L型金物をM20ボルトで吊り足場専用金具に固定する
② SX ビームをM16ボルトで吊る
③吊りボルトで高さ調整を行う
実橋適用事例 |