2022.11.21
株式会社 構造計画研究所 |
予測地点での過去と現在の水位と雨量データを活用した、クラウド対応型の水位予測システム
システムイメージ
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事例紹介:一級水系太田川-令和2年7月豪雨
(予報雨量の誤差がありながら、3時間先までの予測誤差は±0.5m 以内)
新 規 性 |
【どこに新規性があるのか】
・ 水位予測を流域の各メッシュに関する表層、地下水及び河道の各モデルの構築及びパラ
メータ設置による予測システムから、過去と現在の水位・雨量データによる力学系理論
を採用した予測システムに変えた。
・ 降雨状況及び水位の予測の情報アクセスについて、遠隔の分布型水位予測システムの管理
画面からの個別の情報伝達方法から、各ブラウザ端末からインターネットのアクセスを可
能とするクラウドシステムを新たに採用した。
【期待される効果】
・ モデル構築の施工性が向上し、工程短縮となるため、経済性が向上する。
・ 予測値の誤差が小さくなるため、品質と安全性が向上する。
・ クラウドシステムの採用により、各端末よりリアルタイム水位予測が可能となり、施工現
場の重機退避、作業中止の迅速な判断等、作業員の安全が図れる。
適 用 箇 所 |
・河川改修工事、橋梁工事など河川近傍で行われる公共工事
開 発 目 標 |
・安全性の向上
・品質の向上
活 用 の 効 果 |
比較対象従来技術:分布型水位予測システム
・経済性:84.84%向上
・工 程:84.29%短縮
・品 質:向上
・安全性:向上
・施工性:向上
・周辺環境への影響:同程度
単 価 |
都度見積り
新技術及び従来技術の比較項目の概要 |
特 許 |
特許番号:特許第7021732号
特許権者: 国立大学法人東京大学、株式会社構造計画研究所
実施権者:株式会社構造計画研究所