2022.04.01

CUP工法 KK-110039-VE(旧登録)

株式会社 CUP商会

 

 

鉄筋かご無溶接工法

吊荷重実績:設計重量57t(重量実質無制限) 安全検討(吊・連結・座屈)をおこなう工法

 

 

設計重量57t鉄筋かご外D51(外48本・内32本)

組立作業(従来と手順は同じ)

 

 

CUPスペーサー

座屈した鉄筋かご

 

 

 

 

   新 規 性

 

・金具着脱が速い・金具回収再利用・変形防止法
・杭芯ずれ・鉄筋共上がりに効果的な可動式スペーサー
・CUP工法基準による安全検討金具・補強リング配置の定量的検討・提案

 

 

 

   適 用 箇 所

 

場所打ち杭鉄筋かご(束ね配筋、二重鉄筋かご、低空頭多段鉄筋籠)・地中連続壁・杭頭半剛接合芯鉄筋保持 等

 

 

 

   開 発 目 標

 

・危険作業の根絶
・無溶接過去亭の欠点克服
・管理手法の確率

 

 

 

   活 用 の 効 果

 

比較対象従来技術:場所打ち杭鉄筋かご溶接組立工法

・経済性:低下(2.91%)

・工程:短縮(27.81%)

・品質:向上

・施工性:向上

・周辺環境への影響:向上

 

 

 

   単 価

 

都度見積り(要配筋図)

 

 

 

   安全検討

 

無溶接部材固定には、①弱い ②ズレる ③一体化しない という欠点がある。
このため、下記の安全検討をおこない、対策をする。


【吊検討】
鉄筋重量は、補強リングにより金具へ均等分散するための補強リングの曲げと剪断検討(日本基礎建設協会無溶接工法ガイドラインと同様・安全率をみている)

 

【連結部検討】
引抜と圧縮荷重と番線結束/補助金具固定の支持力を検討する。

 

【座屈検討】
オールケーシング工法では、鉄筋かごを自立させ作業をする状態が避けられない。
鉄筋かごは、均等に鉛直に杭底に接地しておらず、ケーシング内でもたれているので、座屈式は成り立たない。
CUP工法では、工法基準に則った金具/補強リング配置を、数値を示して提案する。
座屈のボーダーラインは示せないが、過去施工杭本数約7,800本に対し座屈が起こらない、最新の確度が高い提案をする。