2022.04.01

現場内完全無溶接による鉄筋篭組立工法(KS工法) KT-090059-VE(旧登録)

株式会社 恵信工業

 

 

無溶接用(鉄筋締結)金物・環状型フープ筋・専用組立治具による現場内完全無溶接鉄筋篭組立工法

 

 

無溶接金物により組み立てられたダブル篭

環状型フープ筋「ピタットフープ」D13~D32

 

 

 

   新 規 性

 

・溶接あるいは、添え筋、Uボルトで緊結するものから「無溶接金物(商品名:ガチットフック)」で緊結するものに変えた

・アプセットバット溶接機にて「環状型フープ筋(商品名:ピタットフープ)」を現場加工も工場加工も製作可能とした

・平鋼を輪状にしただけの従来型の補強枠から、主筋を金具固定するための補強筋を取り付けた「補強筋付き補強枠」に変えた

・従来の組立工法(手順)を見直し、「専用組立治具を用いた組立工法(手順)」を確立し

・高耐食エポキシ仕様を製品化

 

 

 

   適 用 箇 所

 

場所打ち杭工事、地中連続壁工事

(基礎杭の径800mm以上~3,000mm未満の鉄筋篭)

 

【特に効果の高い適用範囲】

 ・組立鉄筋を吊り上げて移動するような場所打ち杭工や地中連続壁等

 ・組立鉄筋が大型となるコンクリート構造物工

 ・化学工場等、火気が使用できない現場のコンクリート構造物工事

 

 

 

   開 発 目 標

 

・完全無溶接化による鉄筋の品質低下要因の排除

・専用組立治具を用いた組立工法による工期及びコストの縮減

 

 

 

   活 用 の 効 果

 

比較対象従来技術:無溶接(添え筋)工法

・経済性:向上(20.58%)

・工 程:短縮(47.41%)

・品 質:向上

・安全性:向上

・施工性:向上

・周辺環境への影響:向上

 

 

・道路橋示方書・同解説H29.11改訂「Ⅳ下部構造編15.8.7鉄筋かごの製作及び建込み」の対

・「無溶接鉄筋締結金物(商品名:ガチットフック)」「環状型フープ筋(商品名:ピタットフープ)」は、それぞれ単独でNETIS登録技術(製品)としての使用が可能

・天候影響も受けないため、品質の均一化が図れ、さらに工程計画が安定する

・溶接熟練工(有資格者:JIS3801基本級、専門級立向き)や溶接管理技術者の確保が不要となる

・フレア等に比べて、品質管理が簡略化できる

・感電事故や目、顔の火傷事故の危険性がなくなり、さらにヒュームガスによる健康被害がなくなるため、作業員に対する安全性が向上する

・発電機等燃料の削減、運転中の二酸化炭素発生抑制ができることにより、周辺環境への影響を抑制できる

 

 

 

   単 価

 

都度見積り

 

 

 

ガチットフックAタイプ

ガチットフックBタイプ

 

ガチットフックBWタイプ

ガチットフックSJタイプ

 

 

ガチットスペーサー