2022.04.01

酸化被膜工法 KT-160125-VR

都市拡業株式会社/株式会社 エランビタール

 

 

改質装置を用いた酸化被膜工法で、 水改質により給水・空調配管の劣化を復元する

 

 

赤錆を黒錆に変え管を復元する

(施工例)駅ビル

 

 

(施工例)国立大学

                                                             

 

 

 

   概 要

 

水改質装置「ザ・バイオウォーター」を用いた酸化被膜工法で、従来は、管更生工法で対応していた。本技術の活用により、水改質装置を水供給の大元一箇所に設置すれば、経年劣化した給水・空調配管の赤錆部分を黒錆化することが可能で、工期短縮、経済性、耐久性、品質の向上が図れる。

 

 

 

   新 規 性

 

給水・空調配管の通水面全体工事から、水改質装置「ザ・バイオウォーター」を水供給の大元一箇所へ設置する工事に変えた。

 

 

 

   期待される効果

 

・工期短縮による断水時間の短縮、経済性の向上

・水改質効果で赤錆を黒錆化し、元の配管肉厚に復元可能なため、配管自体の耐久性と品質

 が向上

・水改質効果の持続力により、排水中のBOD(生物学的酸素要求量)を削減し、地球環境へ

 の影響抑制

・従来技術では生活利便のため養生の期間が取れず、ビスフェノールAという発がん性物質

 が常時浸出するが本工法は水改質効果により抗酸化力向上等の健康上の効果も期待できる

・水改質効果の測定技術を併せ持っているので、本工法の実現可能性調査にも用いられ、設

 備の運転保守管理業務上の管理指標としても利用できる

・水改質効果の持続性が長いため、長距離配管、滞水時間の長い給水・空調配管でも対応が

 可能

・水改質によりスケール剥離効果が生まれ、洗浄力も向上

 

 

 

   適 用 箇 所

 

上水、井水、工水を使用する給水・空調配管の復元・保全・更生工事

 

 

 

   開 発 目 標

 

・経済性の向上

・耐久性の向上

・地球環境への影響抑制

 

 

 

   活 用 の 効 果

 

比較対象従来技術:管更生工法(ライニング工法)

・経済性:86.47%向上

・工程:96.67%短縮

・品質:向上

・安全性:向上

・施工性:向上

・洗浄力・制菌力:向上

・周辺環境への影響:向上

・水改質効果の持続性:向上

 

 

 

   特 許

 

取得済:第3835761号、第5780539号、第3070465号(欧州)、11201509765P(シンガポール)

 

 

 

   第 三 者 評 価

 

給水用具の認証登録証(番号 Z-92)1998.11.09

証明機関:公益社団法人 日本水道協会

証明範囲:本基準(耐圧性能、浸出性能)

 

 

 

   施 工 手 順

 

① 部材の確認

② 配管組

③ 予備工事

④ 既存配管の切断

⑤ 本体とバイパス管の設置

⑥ 本体と配管の絶縁確認

⑦ 通水

⑧ 保温被覆

 

 

② 配管組

⑥ 本体と配管の絶縁確認