特徴
1.簡単迅速に強大な耐張力が得られる
土壌をいためず施工ができるため、地盤の抵抗力が最大限に活用され、暴風雨時、積雪などによる継続の荷重に耐えることができる。
2.作業の容易性
・短い時間に僅かな労力で所要の深さに簡単に打ち込むことができる。
・軟弱地盤や湧水地盤などでも確実に作業ができる。
・工法が簡単な為、特殊な熟練を要せず確実に施工ができる。
・農地などの踏み荒しがほとんどない。
3.構造が簡単で堅牢
・障害物(小石、竹木の根など)があっても支障なく施工ができる。
・運搬や保管が容易である。
・硬い地盤とは:地下水が十分に低く、抵抗力の大きい地盤。山地、硬い畑、原野など。
・普通地盤とは:多少の湧水はあるが比較的抵抗力の大きい地盤。柔らかい畑地など。
・軟弱地盤とは:地下水が高く抵抗力が小さい地盤。普通の水田など。
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1.深さ約400mm前後の穴を掘り、抵抗版を図①のように少
し斜め(約15゜~ 20゜)にしてパンネルで抵抗版の後端
部をたたいて打ち込む。
2.抵抗版の後端部をたたいて打込めるまで打ち込む。
3.抵抗版の後端部にガイドパイプを嵌込み、目盛のある処ま
で打ち込む。
4.所定の深さまで打込みが終わると、ガイドパイプを抜き取
り、支線棒の地際を掘削して支線棒を支線の方向に合わせ
る。
5.掘った場所を埋め戻す。
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