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プレキャスト遊水池

2025/03/11 更新
  • 施工例(大和市遊水池)
  • 施工例(南町田遊水池)
  • 施工例(さいたま市見沼区)

概要

都市型水害の発生を防除する雨水流出抑制対策の有効な方法の一つに雨水貯留施設がある。この雨水貯留施設は、従来ほとんどがダム式や堀込式の構造となっていたが、当協会では、土地の有効利用に着目し、施設を地下に設け、地上を公園、運動場、駐車場として利用できるプレキャスト式地下貯留施設の提案を続けてきた。
プレキャスト遊水池は、施工が迅速に行えること、施設上部の土地の有効利用が可能であること、空間貯留型のため維持管理が容易であることなどから、各地で採用されてきた。
それに伴い、適切な設計・施工・積算のため技術マニュアルの策定が望まれ、1994年には、(公財)日本下水道新技術機構との共同研究により「プレキャスト式雨水地下貯留施設技術マニュアル 設計・施工編、積算編、資料編」が刊行された。
さらに1996年には、阪神・淡路大震災後に刊行された「コンクリート標準示方書耐震編」にのっとり、「設計・施工編その2耐震編」「積算編改訂版」が発刊され、プレキャスト遊水池が優れた耐震性を持った構造であることが公的に確認された。
そして、2011年の東日本大震災によって被災した仙台市宮城野区、岩沼市および水戸市の3カ所の施設を対象に内部状況を調査した。どの施設も耐震設計ではなく常時の検討のみで、液状化による影響から取付管の損傷が見られたが、頂版スラブの落下などの供用目的への影響はなく、本体施設が十分な耐震性能を有していることが確認された。
また、2016年に発生した熊本地震で被災した熊本市東部浄化センター内の貯留施設でも内部調査を実施した。貯留量5500㎥、内高6.5mの雨水滞水池として供用されていたが、内部の施設にひび割れや破損等の異常は見られず、ここでも十分な耐震性を持っていることが実証された。
そしてこの度、技術マニュアルの2020年3月改訂版が下水道機構より発刊され、さらに現場状況をふまえた積算に対応できる内容となった。

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特徴

1.工期が早く経済的。
2.土地の有効利用が図れる。
3.耐震性に優れ、安定した構造体である。
4.計画敷地の形状に合わせて築造できる。

公的評価番号等

・NETIS登録番号:KT-010138-A(旧登録)
・(公財)日本下水道新技術機構発行 プレキャスト式雨水地下貯留施設技術マニュアル
・(公社)雨水貯留浸透技術協会認定 技術推薦書

 

   豊富な施工実績

 

技術面の確立と公的評価により発注者からは大きな信頼を得て実績を伸ばし、2023年3月末現在で、全国で993カ所、総貯水量は163万㎥の施工実績を有している。また、貯水量は100㎥から4万900㎥の大型施設まで実績を積んでいる。

 

 

 

 

 

 

施工手順

会社情報

会社名
プレキャスト雨水地下貯留施設協会
TEL
045-506-0751
企業情報
公式サイト

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