パルフォースモルタル工法

2024/02/21 更新

パルフォース（拡大写真）
法面裏込工

概要

製紙工場からの排出される副産物であるペーパースラッジを主原料とした繊維質物質「パルフォース」とセメント・水・気泡（気泡剤）を混合した気泡モルタル工法。
「パルフォース」の微細繊維を配合することにより、材料分離の少ない品質の安定した性能の気泡モルタルが製造可能とした。また、その材料分離低減効果を利用して、建設汚泥や焼却灰などを配合した気泡モルタルも製造可能で、環境リサイクルの観点から環境型社会の構築を目的とする。

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製品概要

特徴

・流動性：湿潤密度0.67～1.05と軽く、分離抵抗性によりポンプでの長距離圧送や上下注入が可能。
・充填性：水に対する分離抵抗性により充填箇所への完全な充填ができる。
・リサイクル性：分離抵抗性を利用し、その他の廃棄物も材料として利用でき、環境負荷の軽減となる。
・安全性：ポンプ圧送の際、再注入や圧送の注入速度の変化が可能な為、トラブルが減少する。

【用途】
・旧残置管・暗渠等の閉塞材
・トンネル背面・法面背面の裏込材
・インパイプ工法の中込材
・水路改修工事の中込材
・人孔等の埋戻し材
・床下空洞充填材