純水抵抗器
2025/11/11 更新特徴
原理と安全性
1.電極部
円筒形のベース電極の中央に主電極を置き、底部に固定する。そこに電極水を満たし、両電極間に絶縁筒を挿入する。これを上下させ、電極の対向面積を加減し、消費電力を調節する。
電気的には3組の電極をY接続とし、中性点を直接接地または抵抗接地方式とする。異常電圧を抑制し、保護装置の動作を確実にする。 電極水は抵抗体となり加熱され、熱の輸送媒体となり循環再利用される。
2.冷却部
ラジエターは熱交換、放熱とスプレーの水噴霧による蒸発器の3役を演じ小型化され熱追従性が高く、かつ消費水量 1/10 の装置となり温排水は皆無となる。
送風機の主目的は電極水の温度を一定に保つために速度制御され、冷却系の異常は保護装置に連動し、受入れ電力の低減または主遮断器の引き外しで保護協調をとる。
3.水処理部
固定された電極での電力は、電圧と水の導電率で決まる。水質面からみた電極間のアーク放電は、溶解、浮遊物により発生する。電極水は「水道水か淡水魚の棲める水」をフィルターと純水器で所望の値に注入する。
4.消費水量と温排水の比較(1,000kw 基準)
消費水量
興 研 1,000 kW×860 kcal/kW H/539 kcal/ℓ = 1.6 ㎥/H
水 槽 1,000 kW×860 kcal/kW H/(70-20)1,000 kcal/ℓ = 17.2 ㎥/H
機能性と省力化
制御盤、電極部、冷却部と水処理部を一体のコンテナに収納し、車両搭載のまま運用できる。また一部の機材は地下駐車場での運用も可能。準備・収納は負荷試験の6点セット(接地線・補機電源・ホース・主ケーブル・制御線・通信線)を接続・回収すれば完了。
1.電極部
円筒形のベース電極の中央に主電極を置き、底部に固定する。そこに電極水を満たし、両電極間に絶縁筒を挿入する。これを上下させ、電極の対向面積を加減し、消費電力を調節する。
電気的には3組の電極をY接続とし、中性点を直接接地または抵抗接地方式とする。異常電圧を抑制し、保護装置の動作を確実にする。 電極水は抵抗体となり加熱され、熱の輸送媒体となり循環再利用される。
2.冷却部
ラジエターは熱交換、放熱とスプレーの水噴霧による蒸発器の3役を演じ小型化され熱追従性が高く、かつ消費水量 1/10 の装置となり温排水は皆無となる。
送風機の主目的は電極水の温度を一定に保つために速度制御され、冷却系の異常は保護装置に連動し、受入れ電力の低減または主遮断器の引き外しで保護協調をとる。
3.水処理部
固定された電極での電力は、電圧と水の導電率で決まる。水質面からみた電極間のアーク放電は、溶解、浮遊物により発生する。電極水は「水道水か淡水魚の棲める水」をフィルターと純水器で所望の値に注入する。
4.消費水量と温排水の比較(1,000kw 基準)
消費水量
興 研 1,000 kW×860 kcal/kW H/539 kcal/ℓ = 1.6 ㎥/H
水 槽 1,000 kW×860 kcal/kW H/(70-20)1,000 kcal/ℓ = 17.2 ㎥/H
機能性と省力化
制御盤、電極部、冷却部と水処理部を一体のコンテナに収納し、車両搭載のまま運用できる。また一部の機材は地下駐車場での運用も可能。準備・収納は負荷試験の6点セット(接地線・補機電源・ホース・主ケーブル・制御線・通信線)を接続・回収すれば完了。