新規性
緑化や植栽工事などでの表土肥料を、定着資材(特許技術)の働きで表土に定着させた特別な土壌藻が有機化し、土壌に留める点に新規性がある。
期待される効果
・表土肥料の流亡を抑えることにより、肥料成分が引き起こす弊害を少なくすることで、水資源の保全につながり、環境への影響を抑制できる。
・表土肥料を有機化し土壌に留める事により、表土の水食耐性が上昇し、流亡しづらい表土になることで、緑化工事、植栽工事の品質が向上する。
適用条件
① 自然条件
・表土が流出したり、表土を覆う地表流が発生する時には施工しないこと。
・凍結する低温や体温を超える高温でないこと。
② 現場条件
・対象地が、緑化法面や農地、公園緑地等の、施肥を行った後であること。
・対象地が、肥料成分を含む資材を用いた後であること。
・対象地が、抜根工での抜根後であること。張芝工や目土入れの直後であること。
・普通型トラックによる資材の搬入が可能(W>3.0 m)で、3.3 m×5.0 mの作業スペースを確保できること。
③ 技術提供可能地域
・体温以下で凍結しない温度での保管や運搬状態が保てる限り全国に供給可能。
④ 関連法令等
・水質汚濁防止法(昭和45年12月25日法律第138号)
・排水基準を定める省令(昭和46年6月21日総理府令第35号)
・湖沼水質保全特別措置法(昭和59年7月27日法律第61号)
・環境基本法(平成5年11月19日法律第91号)
・自然再生推進法(平成14年12月11日法律第148号)
・水循環基本法(平成26年4月2日法律第16号)
使用する機械・工具