建設用手持ち工具支持装置「楽サポール」

2024/08/30 更新

NETIS登録番号:CG-200003-A

概要

コンクリートの上向きや横向きの「はつり作業」において、はつり工具を支持し、振動を軽減すると同時にはつり面に工具を押し付ける装置。

新規性

・はつり工具の支持方法を、身体的支持(作業員の手、上腕及び体全体)から機械的支持に変えた。
・本体内部に、予め張力を加えたバネ機構を付加し、工具をはつり面に押し付ける力を確保した。
・ワンタッチで高さ調整できる機能を付加し、常時、工具の位置を最適な高さに維持できるようにした。
工具ホルダを除く本体部の高さ、高さ調整ピッチ、 段数は次のとおり。
KR-P2000:本体高さ 1.30m ~ 1.85m、高さ調整ピッチ 5.0cm、12段階調整
KR-P1300:本体高さ 0.79m ~ 0.98m、高さ調整ピッチ 3.7cm、6段階調整

・工具を把持するホルダを複数(S,M1,M2,Lの4種類)準備して、Φ47 ~ Φ87 の取付部の工具に対応できるようにした。(ただし、同梱するホルダは 1 種類、又は4種類)
・中空パイプを使用することにより軽量化を図った。
工具ホルダ(タイプM2:0.5Kg)を含む重量は次のとおり。
KR-P2000:4.5kg
KR-P1300:3.6kg

期待される効果

・はつり工具の支持を機械的支持にすることにより、作業者の身体的負担を軽減できる。
・予め張力を加えたバネ機構を内蔵することにより、常時、はつり面に工具を押し付けることができるため、生産性が向上する。
・ワンタッチで高さ調整できるため、常に最適な力ではつり面に工具を押し付けることができ、生産性が向上する。
・バネ機構を内蔵しているため、はつり作業の振動を機械的に縮減きるため、身体的負担を軽減できる。
・機械的支持、バネ機構による振動の縮減により、はつり作業が容易となる。

適用条件

① 自然条件
・特になし。
② 現場条件
・はつり作業者が楽に作業できるように、1 m2 程度の平面が必要。
・適用できる作業床からはつり面までの高さ 0.9m ~ 2.1 m 程度(工具の高さ 0.79m ~ 1.85m)に適用。
③ 技術提供可能地域
・技術提供範囲については、制限なし。
④ 関係法令等
・労働安全衛生法(平成27年5月改正)
・厚生労働省「チェーンソー以外の振動工具の取扱い業務に係る振動障害予防対策指針」(平成21年7月)

施工事例・施工実績

工事採用実績

0件
3件
0件

施工手順

会社情報

会社名
(株)KENZEN
TEL
0857-30-6327
企業情報
公式サイト

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