ハレーサルトプレキャスト床版

2024/08/29 更新
  • 「ハレーサルト」プレキャスト床版
  • 「ハレーサルト」プレキャスト桟橋床版

NETIS登録番号:CG-210006-A

概要

コンクリートが塩害や凍害を受ける環境下におけるプレキャスト床版について、耐久性を向上させる技術。
プレキャスト床版製造⽤コンクリート中のセメント質量の60%を⾼炉スラグ微粉末で置き換え、細骨材質量の100%を⾼炉スラグ細骨材に置き換えることと、⽔セメント⽐を下げることで緻密化し、凍害及び塩害に対する耐久性を向上させた。

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新規性

緻密化したコンクリートを使用した製品とすることで、プレキャスト床版の凍害及び塩害に対する耐久性を向上させた。

期待される効果

・⾼炉スラグを多量に使⽤したコンクリートとすることにより、⾼炉スラグを使⽤していない普通コンクリートよりも内部組織が緻密になり、塩分や⽔分、炭酸ガス等の劣化因⼦がコンクリート内部に侵⼊することを防ぐため、プレキャスト床版の耐久性が向上する。
・AE剤を使⽤しない場合でも、凍結融解試験(JIS A 1148)において300回の凍結融解サイクルを繰り返しても、相対動弾性係数が基準値(85%以上)を満⾜し、⾼い耐凍害性を有する。
・鉄の製造⼯程で発⽣する産業副産物である⾼炉スラグを材料の質量⽐率で約50%使⽤しており、資源のリサイクル利⽤が図れ、環境負荷低減に寄与でき、普通コンクリートに⽐べてCO2排出量を35%抑制できる。
・高炉スラグ細骨材の反応性により、コンクリートの内部組織を緻密化することでコンクリートは⾼強度になり、凍害に対する抵抗性、塩害に対する抵抗性、中性化に対する抵抗性、ASR(アルカリ骨材反応)に対する抵抗性が向上する。

適用条件

① 自然条件
・特になし。
② 現場条件
・標準施工時にプレキャスト製品質量に応じたクレーン設置、作業スペースが確保できること。
・プレキャスト製品、使用重機の搬入が可能なこと。
・製品のストックヤードが確保できること。
③ 技術提供可能地域
・技術提供地域については制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。

 

  

施工事例・施工実績

工事採用実績

15件
95件
33件

施工手順

カタログ

ハレーサルトプレキャスト床版

会社情報

会社名
ハレーサルト工業会
TEL
0867-52-1141
企業情報
公式サイト

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