砕岩棒刃先制御治具「DaiGo丸」

2024/09/02 更新
  • 砕岩棒刃先制御治具(刃先向き:クレーン前面鉛直方向)
  • ケーソン(上部工)破砕状況(刃先向き:クレーン前面鉛直方向)

NETIS登録番号:CGK-230002-A

概要

砕岩船で砕岩棒を吊り上げる際に、砕岩棒刃先制御治具を活用することにより砕岩船の移動やクレーン旋回をしなくても、破砕対象目標位置に砕岩棒刃先向きを調整しセットできる。

新規性

1.本技術(砕岩棒刃先制御治具)を活用して、玉掛位置を調整することで、砕岩棒刃先向きを変えることが可能となった。
2.破砕対象物の現場状況に合った、砕岩に適する砕岩棒の刃先向きをセットすることができる。

期待される効果

砕岩棒刃先向きを変更することにより、
1.砕岩船の移動(アンカー移動、スパッド移動等)、クレーンの旋回作業回数を最小限に抑えることができた。【作業の効率性】
2.破砕対象物に適した刃先向きのセットが可能となる。砕岩時の砕岩棒の滑落・空落回数が低減され作業効率が向上した。【作業の効率性】
3.砕岩時の砕岩棒の滑落・空落回数が低減されワイヤーやクレーンブームへ過大な負荷が作用するのが抑制された。【安全性の向上】
4.砕岩時の砕岩棒の滑落回数が減り、自船への砕岩棒の接触を防ぐことにもつながり、安全性が向上した。【安全性の向上】

適用条件

①自然条件
特になし
②現場条件
1.「砕岩棒重量+砕岩棒刃先制御治具重量+吊索(ワイヤー、シャックル等)重量」と作業半径を考慮して砕岩船(グラブ式浚渫船)の規格の選定を行う。
2.現場水深が、砕岩船(グラブ式浚渫船)喫水以上であること。
③技術提供可能地域
技術提供地域については制限無し
④関連法令等
通常の破砕・砕岩作業に準ずる

施工事例・施工実績

工事採用実績

2件
0件
0件

施工手順

会社情報

会社名
大新土木(株)
TEL
03-3669-2031
企業情報
公式サイト

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