新規性
・保護等級IP性能(JIS C 0920)に加え、風雨等級で性能を評価。
・扉面内側に防水用パッキンを追加(2重パッキン構造)。
・扉固定点数を追加(上下固定構造)。
期待される効果
・風雨等級WP50Hにより大型台風やゲリラ豪雨などの暴風雨から電気・通信機器を保護。
・2重パッキン構造にすることにより、風雨性能25%向上した。
(風雨性能 従来技術WP40Hから新技術WP50Hに向上)
・扉を上下固定することにより、耐風圧性能25%向上した。
(耐風圧性能 従来技術60m/sから新技術75m/sに向上)
適用条件
① 自然条件
・周囲温度の範囲は-25℃~40℃とし、かつ、その24時間を通じて測定した平均値は35℃以下とする。
・腐食性又は可燃性の物質、蒸気、油分、薬品、塩分による汚染は無視できる程度とする。
・相対湿度は特に規定しない。ただし、内部に結露が発生しても内部機器に影響がない程度とする。
・氷雪は、無視できる程度とする。
・雨水、温度変化及び直射日光を受けるものとする。
・異常な振動及び衝撃を受けない状態。
② 現場条件
・壁面に固定する場合は十分な強度のある壁面である。
・本製品に落下などの強い衝撃を与えない。
・10m/s以上の強風時に施工作業をしない。
・設置を行う際は2人以上で行う。
・シリンダーを施錠し、ハンドルキャップを必ず取り付ける。
・作業スペースは2.0m×2.0m=4㎡で行う。
③ 技術提供可能地域
技術提供地域については制限なし。
④ 関連法令等
特になし。