遠隔式水中コアドリリング工法

2022/12/15 更新
  • 使用機器類

NETIS登録番号:KT-150082-A(旧登録)

概要

水中のコンクリート構造物に遠隔操作で穿孔する技術

新規性

・穿孔作業を近接操作から遠隔操作に変えた。
・穿孔機械に回収器具を取り付けた。

期待される効果

・遠隔操作に変えたことにより、潜水士の水中での手作業が削減されるので、安全性の向上が図れる。
・遠隔操作に変えたことにより、作業時間を低減して、施工性の向上を図れる。
・穿孔機械に回収器具を取り付けたことにより、水中での切削水の拡散を防いで、周辺環境への影響抑制が図れる。
・穿孔機械に回収器具を取り付けたことにより、水中の視界を良好にし、もって水中での作業性の向上が図れる。

適用条件

① 自然条件
潜水作業が可能な気象海象条件であること。
(例)
波高 H1/3=1.0m
風速 8m/s
潮流 0.5ノット
水中視界 1.0m
② 現場条件
・縦1,000×横2,000×高さ1,500(mm)の作業スペースが必要
・角度付穿孔の場合は、外吸用回収器具の使用は不可
・治具設置面の凹凸は10mm以内
・連続穿孔の場合、直線・曲線に合った治具の選択が必要
・濁水処理方法に関しては、排水条件等の制約がそれぞれ異なるため、吸水後の濁水処理に伴い、濁水処理設備を設置した台船、もしくは簡易的な分離処理を行うためのノッチタンク等が必要
③ 技術提供可能地域
・技術提供地域については制限なし
④ 関係法令等
・特になし

使用する機械・工具

  • 遠隔ユニット
  • 穿孔機
  • モニタ・カメラ
  • 架台レール
  • 回収器具
  • 油圧ユニット

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
第一カッター興業(株)
TEL
03-5858-8711
企業情報
公式サイト

このカテゴリーでよく見られている工法