固液分離装置の無閉塞型水流傾斜版

2022/12/19 更新

NETIS登録番号:KT-110007-VR(旧登録)

概要

スリットカーテンを数多く配置して、粒子の沈降群を形成し接触ろ過層により分離を促進する技術

新規性

・鋼製フレーム内に固定した塩ビ製等の傾斜板を、浮体のフロートから垂下された軟芯シートに変えた。

期待される効果

浮体のフロートから垂下された軟芯シートに変えたことにより、以下の効果が期待できる。
・整流化や粒子の干渉沈降層が形成され、低濁度から高濁度水まで安定的に水質を保持することができるので品質が向上する。
・材料費及び施工費が低減し、コストを削減できるので経済性が向上する。
・現場作業員でも容易に設置できる簡易構造となったので、作業工程の短縮が図れる。
・1個5kg(フロートとカーテンシートのセット)、寸法φ170㎜×L600㎜の運びやすい大きさで、設置数量も減り、ワイヤーロープでの係留は人工作業のみで行うことができ、作業負担の軽減で施工性が向上する。

適用条件

① 自然条件
・特になし。
② 現場条件
・製品の仮置きスペース4m2程度(処理量210m3/Hr当たり、L=45mの場合)
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・水道施設で使用する場合の材質は、技術的基準を定める省令(平成12年厚生省令第15号)第1条第17号ハの規定に基づく。
・放流水質は水質汚濁防止法に係る排出基準に基づく。
・沈殿汚泥は、金属等を含む産業廃棄物に係る判定基準を定める省令(平成21年10月15日環境省令第9号)の基準に基づく。

使用する機械・工具

  • トラッククレーン

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
日本ソリッド(株)
TEL
03-3504-1574
企業情報
公式サイト

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