2023.01.01

鋳鉄製マンホールふた「コントロールテーパー鉄蓋」

長島鋳物株式会社

 

コントロールテーパー鉄蓋は、次世代型鉄蓋に求められる、軽開放・長寿命・維持管理性能・安全性向上など、鉄蓋のあるべき姿を一から見直した次世代型鉄蓋である。

 

 

 

 

 

 

 

 

   特 徴

 

・軽開放:蓋開放力500N以下

・軽量化:蓋の取扱い性能向上

・耐食性:組み付け部品の複合防食

・安全性:スリップ防止性能向上

・長寿命:蓋模様の耐摩耗性能向上

・経済性:不明水浸入防止対策

・転落防止装置対応

・圧力解放耐揚圧対応

 

 

 

   3段テーパー(軽開放)

 

 

コントロールテーパーは、単一直線テーパーを進化させた3段テーパー構造となっている。

通常時は上段と下段の急勾配で荷重を支持し、異常荷重発生時には、微小隙間のある中段緩勾配が荷重を受け持ち、テーパー喰い込み力を制御する技術である。

 

 

 

   耐 食 性 向 上

 

 

組み付け部品は、電気亜鉛メッキを下地処理した複合防食(ハイブリッドコート)で、防食性能が大幅に向上した。

 

 

 

   スリップ防止模様の長寿命化 

 

 

蓋のスリップ防止模様は個々の突起を大きくし、耐摩耗性を2倍以上とした。

 

 

 

模様を大きくしながら、スリップ防止性能も向上させ、ミニバイクタイヤを使った自社製測定装置(MCフリクションテスター)ですべり抵抗係数0.53を計測した。

 

安全性・取扱い性能・維持管理性能をすべて見直した、次世代型マンホール鉄蓋となっている。