2023.01.01
北勢工業株式会社
E・T・COVERは1995年1月の阪神淡路大震災の教訓を生かして開発した製品で、広域避難場所に事前に埋設し、下水道用マンホールを緊急時にトイレとして利用できるようにしたマンホール蓋である。2011年3月の東日本大震災で初めて実際に使用されることとなった。
特 徴 |
1.ふたを開けて周りをテントなどで囲えば、非常時にトイレとして使用できる
2.スロープ状の内側は開口φ150のため、子どもの転落を防止できる
3.中蓋が雨水の流入を防止。また防臭効果もあり
4.さまざまな下部システム(下水道本管、塩ビ配管、コンクリートBOX)に対応した製品
ラインアップ
ETW-14EW-RO-G-RO |
ETS-P14EM-RO-G |
使 用 方 法 |
専門開閉器具でロックを外し子蓋を跳ね上げ、中蓋を取り外して和式トイレ同様に使用する。洋式便座を設置すれば洋式トイレとしても使用できる。
E T ル ー フ シ ス テ ム |
「60秒で個室になる災害用トイレ」をコンセプトに開発したシステム。E・T・COVERとともに、トイレの囲いとなるパネルをあらかじめ公衆トイレの外壁や倉庫などに整備。災害時にはパネルを開くと簡単にトイレの個室が完成する。
ETルーフシステム