2023.01.01
株式会社 オリテック21
橋梁や高架橋等の道路に埋設される道路用排水パイプおよびその埋設方法に関する新技術。
一体形成された1本の管本体を容易かつ確実に埋設することにより、管本体の部品点数をより少なくし、組付け性を向上させ、コストダウンを図るとともに施工も単純化して作業効率を大幅に向上させるものである。
なお、管本体は南部鉄器である鋳物で製品化しており、同社では製造・販売・施工までを提供している。
・特許取得(第5496404号)
・NETIS登録No.TH-170015-A
適 用 条 件 |
・既設橋の場合:充填材は樹脂系または無機系とする。
・新設橋の場合:コンクリート埋込みとする。
製品概念図
製品写真
特 徴 |
従来の排水パイプ設置工の場合、コンクリート床版の削孔はφ100とφ50の二段径となり、工程・現場作業が煩雑であった。本工法では、削孔はφ52の同一径となり工程が省力化されるほか、以下のような利点がある。
1.部品点数が少ない。
2.設置組付けが単純容易である。
3.製造コストが安い。
4.導水パイプの位置決め(係止)が確実である。
5.伝統の鋳物技術を活かし鋳物の心を伝える。
施工手順(コンクリート床版/既設橋) |
① 鉄筋探査工 |
② コンクリートコア削 孔工 |
③ 設置工 |
④ 充填工 |
⑤ 養生工、⑥ 防水工 |
⑦ 導水パイプの係止 |
⑧ 完成 |