2023.01.01
ジャパンコンステック株式会社
道路橋における桁と橋台、あるいは桁と桁の継ぎ目(ジョイント)には通常伸縮装置が設
けられており、橋面舗装は不連続となっている。橋面舗装と伸縮装置の境界に存在する段差
は、車両の走行性を悪化させるばかりでなく、振動・騒音を発生させ桁部材や支承材にもダ
メージを与える。ヘキサロック工法は橋面舗装のみを連続化して道路橋のノージョイント化
を実現する。
特 徴 |
1.走行性の向上
橋面が連続舗装されるため平坦性が確保され走行性に優れる。
2.振動・騒音の発生を抑制
段差がないため振動・騒音が発生しない。
3.安全性の向上
横目地はもちろん縦目地の安全性はより高い。
4.除雪の作業性向上
段差部がなくなることで除雪機械のスノープラウやブレードが引っかからず、除雪の作業
性が向上する。
5.止水性の向上
NEXCO 埋設型伸縮装置の耐久性試験に合格。遊間部は特殊弾性樹脂を充填。各種シート
は防水機能を兼ね、基層の特殊混合物は水密性、耐ひび割れ性が高い。
適用範囲 |
適用橋種:コンクリート橋・鋼橋
伸 縮 量:20㎜以下
遊 間 量:50㎜以下
舗 装 厚:80㎜以上 ※製品標準厚さ40㎜
ジョイントバスターS【施工前】
ジョイントバスターS【施工後】(接続部の段差が解消されている)
施工手順 |
1.特殊弾性樹脂充填
2.二層式スライディングシート貼付
3.鋼製六角パネル敷設
4.固定アンカー打ち込み
5.基層:特殊混合物舗設
6.表層舗設
施工例(2016年)