2023.01.01

樹木保護材「クビアカガードネット」

日本ワイドクロス株式会社

 

 

 クビアカガードネット®は、桜・桃・梅などバラ科の樹木の天敵である「(※)クビアカ

カミキリ」の侵入・産卵・脱出を防ぐためのネットである。
 繁殖力が強いクビアカツヤカミキリによる、被害の拡大が懸念されているなか、
クビアカ

ガードネット®を装着することで、被害の軽減が図れる。

 

 

 

(※)「クビアカツヤカミキリ(特定外来生物)」とは…
 • 生息地:南ロシア・モンゴル・中国・朝鮮半島に広く分布しており、
外来種として日本

  に侵入した。
 • 体長・体色:成虫の体長は約2.5~4㎝で、全体に黒く光沢があり、
胸部(前胸背盤)が

  赤い。
 • 生態:成虫は、樹皮の窪みに埋め込むように産卵(産卵数約300個)するため、
孵化し

  た幼虫が樹体内に侵入・樹皮下の通導組織等を食害して、大枝枯れなどの樹勢衰退減少

  や枯死し、樹木への被害を拡大させている。

 

 

 

 

 

 

 

   特 徴

 

・未被害樹木への侵入・産卵を防止する細かな目合い(目合い:0.4㎜)

・被害樹木から羽化する成虫の飛散防止に最適
・ブラック色のネットは、噛み切られ難く、視認性に優れ、脱出防止と捕殺処理が容易
・白色補強糸の格子織り込みで作業性をアップ

 

 

 
 

 

 

 

 

   規 格

 

 

 

 

 監修・写真提供:有限会社エコネット・むねざね

 

 

 

 

   施工事例

 

 

                景観に馴染みやすいブラック色  

       

     被害樹木では成虫の脱出を抑制し、未被害樹木では産卵・侵入を防止する

 

 

クビアカガードネットは、カシ・シイ・ナラ類などの「ナラ枯れ」の原因となる、カシノナガキクイムシの穿入・脱出防止としても使用実績がある。