2023.01.01
国土交通省では、建設現場を男女ともに働きやすい環境とする取り組みの一環として、
平成28年10月以降に入札手続きを開始する土木工事に「快適トイレ」の設置を原則化し、
平成30 年度は全国で3,000 件以上の工事において快適トイレを導入した。
国土交通省などの働きかけにより、自治体発注の工事でも「快適トイレ」が導入される
ようになり、公共工事において、さらなる普及が予想される。
直轄工事における「快適トイレ」の原則化 |
建設業で働く人の健康確保やワーク・ライフ・バランスの改善、女性活躍、また将来の
担い手を確保するために、より働きやすい職場環境づくりへの取り組みが進められている。
国土交通省では、建設現場を男女ともに働きやすい環境とする取り組みの一環として、
快適に使用できる仮設トイレを「快適トイレ」と名付け、平成28年8月4日に「快適ト
イレ」に求める標準仕様等を公表した。また同年10月1日以降に入札手続きを行う直轄
土木工事については設置を原則化した。
「快適トイレ」の標準仕様では、洋式便器や水洗及び簡易水洗機能(し尿処理装置付き
含む)、臭い逆流防止機能といった6 項目の「トイレに求める機能」、男女別の明確な
表示や入口の目隠し版の設置など5 項目の「付属品として備えるもの」を必ず備え、
さらに、あればより快適に使用できるものとして「推奨する仕様、付属品」6 項目が
示されている。
さらに国土交通省では「快適トイレ」に関する費用の積算基準を整え、費用負担を行う
ことで、導入促進を図っている。
51,000円/基・月を上限に男女別で設置した場合は、2 基まで費用計上できる。
上限を超える費用については、積算項目内の「現場環境改善費(率分)」としての計上が
可能である。平成28 年9月には、国土交通省から、30 社68 件の事例が掲載された
「快適トイレ事例集」が公表され、導入する建設現場の環境に合った製品を選択するため
のツールとして活用されている。事例集に未掲載のトイレでも標準仕様を満たせば「快適
トイレ」として活用できる。
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快適トイレ設置費用計上に関する制度の都道府県別導入状況一覧表 |
【調査会社】
株式会社建設物価サービス
【特記事項】
・部署名は、「課」までの記載としております。
・導入時期は、確認が取れたもののみ、記載しております。
・記載の「導入時期」以降に要領が改定されている場合があります。
・本一覧表は、制度があることを当社で確認できた都道 担当部署のみ記載をしております。
【調査期間】
❶2019 年7月1日~ 9月30日
❷2020 年11月1日~ 11月10日
❸2021 年10月7日~ 11月4日
❹2022 年11月1日~ 11月15日
【調査方法】
①インターネットを用いて、各都道府県庁のホームページ記載内容を転載。
②ホームページに記載がない場合、調査票を郵送し、その回答を記載。
③電話による聞き取り調査を実施し、その結果を記載。
④2020 年11月に2019 年9月時点で制度がなかった府県に対して、
上記①・③の再調査を実施。
⑤2021 年10月に2020 年11月時点で制度がなかった府県に対して、
上記①・③の再調査を実施。
⑥2022年11月に2021年10月時点で制度がなかった府県に対して、
上記①・③の再調査を実施。
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