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2022.09.07

【特集記事】リングネット落石防護柵 柔構造物工法研究会

 

 

   リングが生み出す強力・強靭な性能

 

 

 柔構造物工法研究会は、リングネット落石防護柵に代表される、道路・鉄道・砂防・林野

等での防災・減災対策の普及に取り組む研究会である。1997年12月発足、2022年6月現在

の会員数は52社、10種類の工法を取り扱う。

 研究会の活動と技術について木村技術委員長にお話を伺った。

 

 

リングを知恵の輪のようにつないだネット

 

 

 

Q 研究会設立の経緯を教えていただけますか。

 

 当研究会は、スイスFATZERAG社が国の研究機関と共同開発したリングネット落石防

護柵工法を日本に導入することから始まりました。日本の条件に合わせるため、(公財)

鉄道総合技術研究所と東亜グラウト工業(株)が共同で実験を繰り返し技術を確立、国内

での普及を考え、この技術に賛同いただける複数の法面工事業者等とチームを組んで研究

会を発足させました。当時はリングネット落石防護柵1種類でしたが、研究や活動を全国

展開した結果、様々なニーズにこたえられる工法を開発、現在は10種類の工法を展開し

ています。

 1997年、リングネット落石防護柵の初めての現場となった鉄道があります。何度かの

落石捕捉と補修を繰り返し、20年以上たった現在もまだ、山岳部の鉄道を守り続けてい

ます。

 

 

 

 

 

 

   高性能・高メンテナンス性・高施工性の3拍子

 

Q 柔構造物工法はどんな特徴がありますか。

 

 

高い捕捉性能

 落石・土砂の実物実験を繰り返し行い、構造等を決定します。捕捉性能を高めるた

めの試行錯誤も休まず続けています。高知県に設置した強靭ワイヤーネットは、計

の約2倍の土石流が発生した際、一部傾倒しながらもその大部分を捕捉し下流の民

を守った良い事例ですが、そこからも改良のヒントを得ています。

 

 

                     落石捕捉の様子

 

高いメンテナンス性

 各リングがひとつひとつ独立しているため、損傷があった場合でも全体を交換せず

損傷箇所のみ交換が可能です。そのため修復が早く経済的。また、リングネットは所

々シャックル止めになっており開閉も可能で、全てのネットをはずさず捕捉した土砂

のみを除去し、部材を再利用できる利点があります。

 

 

高い施工性

 500kg程度のボーリングマシンを搬入と設置ができれば施工可能です。大型機械が

不要で、人力での施工も可。また、1.5mの最小進入路幅があれば、急峻な山地でも資

機材をモノレールで搬入し工事が可能です。なお、これら工法の特徴は当研究会が扱う

10種類全ての工法にほぼ共通します。

 

 

 

 

 

 

 

Q 特色がある工法の紹介をお願いします。

 

 

 

 

Q 今後の柔構造物工法についてお聞かせください。

 

 柔構造物工法全体の工事実績は全国で1,700件を超えます。先人の功績に感謝

しつつもそれに甘んじることなく、更なる改良を加えていく所存です。

 また現在は、構造物の法定点検が義務化された事を受け、これに対応できるよう

点検の体系化とマニュアル類の更新を進めています。

 落石や土砂災害による被害減少と、安心・安全な社会の実現のため、柔構造物

工法研究会は、これからも会員一丸となって邁進してまいります。

 

 

 

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