法面工事と安全対策 |
日本の国土の4分の3は山地・丘陵地に囲まれており、我々が生活を営む街や住宅地、交通網と隣り合わせに広がっている。土砂災害や崩落回避への整備・対策は土木工事分野で重要な役割を担っている。本特集では斜面・崖の崩落を防ぐための「法面工事」における建材メーカー製品や安全対策を紹介する。
2022.09.07
【特集記事】リングネット落石防護柵 柔構造物工法研究会
リングが生み出す強力・強靭な性能
S・シールド
鋼管杭基礎と鋼管型の落石防護柵。
グリットシーバー工
野芝を特殊ジオテキスタイルネットと吸出抑制材に絡ませた新ジオテキ護岸。高い流速対応性能を持ちながら、大幅な工期短縮とコスト削減を可能にした。
傾斜監視クラウドシステム(OKIPPA)
傾斜を監視したいインフラ施設について、省電力広域無線通信LPWA(※)を搭載した小型センサボックス(10cm×10cm×4cm)だけで、インターネット環境にあるPCやスマホ等により常時傾斜監視できるシステム。 (※)「Low Power Wide Area」の略称で、IoT向け通信に適した省電力・長距離通信を実現する省電力広域無線通信ネットワークの呼称
KODOBOKU
山岳地に建設された送電鉄塔は作業員が自らの足で現地に向かい、保守を行うが、そこは車両や重機の乗り入れが困難で、重い工具や資材の運搬も厳しい状況である。 そのような厳しい制約のある現場において、作業員のアイデアから生まれたのが「KODOBOKU」の工法・資材。重機不要で軽量、そして高耐久性を実現する。敷地保全や事前防災、災害復旧にも役立つ。
ジオ・ステップ簡易階段
法面点検管理及び避難などに用いる再生プラスチック製階段
ダックビル・アースアンカー
ダックビル・アースアンカーは地面に打ち込んで、ワイヤーを引き揚げるだけで定着して反力を得ることができる、安全で環境に優しいアースアンカー。掘削やコンクリート工事なしで施工が可能で、軽量で施工が容易なため工期の短縮と経費の削減を実現する。
タフネスフォーマー工法
法面自然形態維持・法面表層吹付・注入・接着補強を行う技術
Wドレビン165
経済性・施工性の良い土留柵工で、のり内部の含水比を低下させる製品。豪雨・長雨・災害にすぐ対応でき、経済性・施工性の良い土留柵工。施工が容易で経済性に富んだ製品。
地山補強土工法 EPルートパイル
グラウトのEP(エクスパンション)効果とパイルの網状配置効果により、地山と補強材の一体化をはかる。1980年導入以来、日本国内で多く採用され、その用途は構造物補強・擁壁補強・岩盤補強・切土法面補強など多岐にわたり、震災復興や防災にも大きく貢献している。 単管足場とボーリングマシン等の小型の機械で施工できるため、高所や狭所、急傾斜面等においても最小限の用地で施工ができる。
土石流・流木流下防止緊急対策工(強靭ワイヤーネット工)
土石流災害直後に人命を守るための緊急的な使用(災害関連緊急対策事業等による砂防堰堤が完成するまでの暫定的な緊急対策)に用いられる工法。
法面設置点検用階段・非常階段
肉厚(踏板部30mm蹴上部25mm)かつ黒色材(カーボンブラック混入)のため、紫外線劣化に強く、耐久性に優れている。屋外暴露30年相当の耐候性試験の結果、85%以上の曲げ強度、圧縮強度を保持。 【令和6年度 準推奨技術、活用促進技術】
法面対策 LTP-2
2Dスキャナーを使用し、誰もが簡単に迅速に様々な用途で断面を計測できるシステム。装備はスキャナー、タブレット、WiFi、外部バッテリーと初めて使用した人でも容易に扱え、取得したテキストデータはその場で事務所へ転送可能。
プレストネット工法
本工法は、先行して一定の引張力(受圧板に10 ~ 30kN)をロックボルトに与えておくと同時に、ロックボルト頭部に設置した鋼棒およびウイング鋼材にあらかじめ緊張力や支圧力を与えておくことで土中の拘束力を高め、崩壊に対する先行抵抗力を初期状態から保持させておくことにより、崩壊を未然に防止できる。また、立木を残して自由に配置を計画でき、緑化工事によって完全な自然回復が可能な工法である。
立体ジオグリッド・ジオウエッブ工法
材質は高密度ポリエチレンであり、有孔立体ハニカム形状により充填材を拘束し、のり面の侵食を抑制する。軽量であるため作業性が良好である。
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