タフネスフォーマー工法

2023/11/15 更新
  • タフネスフォーマー混合粉と混合液
  • TFネット(IR被覆鉄線)

NETIS登録番号:CB-180005-A

概要

法面自然形態維持・法面表層吹付・注入・接着補強を行う技術

新規性

・接着力の高いポリマーセメントモルタル(タフネスフォーマー)を薄層吹付及び、亀裂部分に充填することにより、岩表面を一体化し安定を図ることができる。効果は、接着力(120t/m2)により岩塊混じり斜面、凹凸の激しい斜面、風化・節理の発達した岩に対しても、法面の安定を図ること。また、防錆処理(IR被覆鉄線)を施した金網やメッキ仕様のアンカーピンを使用しているため、耐久性の向上を図っている。
従来工法に比べ、急斜面やオーバーハングした個所でも対応が可能で、また、タフネスフォーマーは、高熱処理したシリカ材と厳選繊維素材を加えて、配合処理した接着材で圧縮・曲げ・接着強度に優れて、流動性がよく高所や距離圧送にも優れている。
・タフネスフォーマー混合液の使用量が少量であることや粘性の強いペースト状の為リバウンドの発生が少ない。
・使用している混合粉は、35メッシュと非常に細かい砂、再生シリカ軽量発泡材、特殊加工繊維、高性能流動性分散剤、高性能膨張性セメント混和材と普通セメントを練り混ぜて作成されている。
また、混合液は、低重合調整PVA・テラックスより構成されており、混合粉と混合液を1:3.5の割合で練り混ぜることにより、流動性や、強度が増し、狭いクラックに浸透し、接着強度が向上している。

期待される効果

・急斜面(1:03以上の法面)やオーバーハングした法面に対応が可能である。
・高所の法面にも対応が可能である。

適用条件

① 自然条件
・特になし。
② 現場条件
・吹付足場:単管足場またはロープ足場。練り混ぜプラントヤード5m×4m
・吹付圧送距離はホース延長が100m、高さ50mを超える場合は、プラントの移設が必要となる為、簡易索道や仮設モノレールが必要となる。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。

 

   お問い合わせ先

 

 会社名 株式会社 アイビック

 所在地 〒370-2332 群馬県富岡市下高瀬534

 TEL 0274-63-1124  FAX 0274-63-0176

 URL https://www.ivic-corp.com/

 

 

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