のり面緑化材「グリーンスクラム」

ロンタイ株式会社

　災害復旧や仮設工事などで用いられる“大型土のう”に植生機能をプラスする事で、防災機能に加えて環境保全性能を強化した製品。
植物が生育し土のうを被覆する事で土のうの劣化を抑制、景観の保全や生態系の回復を目指している。
バックホウでの作業となるため、従来の植生土のうに比べて効率的な施工が可能となった。

1．景観に配慮した防災対策
　大型土のうに種子・肥料を装着し、植生機能をプラス。植物の生育により劣化を防ぎ、景観保全と防災対策の両立を実現した。柔軟性のある大きめの目合いで植物の早期緑化を促進しつつ、中の土砂はこぼれない構造になっている。
 

2．施工性が良く、工期短縮
　製品の側面に種子・肥料が入った植生シートを装着しており、バックホウで土砂を充填することで緑化が可能。大型土のうならではの施工性の良さで、工期短縮に貢献できる。また、天面用植生シートを土のう天面に設置することで、天面部の緑化も可能。
 

3．小規模現場にも対応でき経済的
　標準入数は4枚だが、1枚からも入手可能で現場規模に応じた数量に調整できるため、経済的である。

▲グリーンスクラムの取扱い説明／動画

最大充填質量　　2000㎏
容　量：1㎥　　入数：4枚
材　質：ポリプロピレン（天面用植生シート付）

バックホウでの土砂充填の際植生シート の破損を防ぐため、植生シートがバケッ トの奥側にくるように設置する。また充 填する土砂は砂や礫、岩質土など植物の 生育に適さない土は避ける。	付属の天面用植生シートを設置することで 天面部の緑化も可能。

施工後	施工後3ヶ月

注） 河川や流水の影響を受ける現場は充填土砂流出の可能性があるため避ける事。
注） 積み上げ段数は最下段を含めて3段が上限。それ以上は、別途安定計算が必要になる。