コンクリートポール「継柱（SFCP／FCP／FHP）」

日本コンクリート工業株式会社

1．フランジタイプ
　分割部分にフランジを設け、そのフランジ部をボルトで締め付け、接合できる構造。以下のようなメリットがある。
• 狭い場所での運搬や建柱に最適
• 下柱のみ、吊治具（フレノリンクボルト）使用が可能

SFCP：下柱がストレート柱（テーパー無し）
　　　全長：14～17m（2分割）
FCP：一般的なポールと同様、テーパー有り
　　　全長：15～19m（2分割）
FHP：一般的なポールと同様、テーパー有り
　　　全長：18～30m（2～5分割）

2．篏合タイプ

篏合タイプのコンクリート継柱。施工も容易で、見た目もスリムな形状となっている。

• 接合方法は下柱建柱後、上柱を被せて所定の位置まで篏合させるだけで接合完了。自重でしっかりと嵌めるため、ボルト締め、二次締め等の作業は不要。施工時間の短縮になる。
• 接続部がフランジほど突出していないため、見た目がスリムな形状となる。
• 上柱、下柱それぞれに吊穴を設けており、安全に建柱作業ができる。（専用吊治具を使用）

FCP

上柱及び下柱に設けたフランジをボルトにより 接合する方式 （施工時管理項目） ボルト全数に対して締付トルク、角度が規定通 りに行われたことを確認。

COP

上柱に設けた接合用鋼管を下柱に挿入すること により接合する方式 （施工時管理項目） 接合用鋼管が所定の位置まで挿入されている ことを確認。

既設のコンクリートポールを点検・調査し、健全度の診断を行う。健全度次第では、補修・建替工事の提案・実施も可能。調査・補修履歴を記録し、定期的な点検を実施することで設備の維持管理計画のサポートを行う。

• 点検・調査
　専門の調査員が現地にて点検を行い、健全度を診断
• 分析・診断
　調査記録から劣化の進行状況を分析し、経過観察、補修、建替施工の必要性を検討
•【対策提案】補修・建替
　最適な対応法を提案し、要望に応じた補修、建替施工を実施
• カルテ作成・定期メンテナンス
　調査・施工内容記録を作成し、将来の維持管理計画をサポート