2023.01.01

水文調査「ため池管理用 カプセルセンサ」

株式会社 トランスコア

 

 

 「ため池管理用 カプセルセンサ」は、外径62㎜φ、無線機内蔵の小型カプセルセンサである。このセンサをため池の環境監視に設置することにより、ため池の水位レベル、越水、漏水あるいは避難路の浸水など、同一システム内で多目的な監視を行うことができる。カプセルセンサの情報は、スマホなどにリアルタイムで送信され、災害発生の予兆をいち早く伝える。
 

・特許(第5654542号)

 

 

 

 

 

   特 徴

 

1.センサは全て無線機内蔵のカプセルセンサで構成。
 受信、処理、伝達は同じ受信装置で行うため、経済性に優れている。
2.センサは電池で動作し、受信装置はソーラーで動作する。
3.㈱トランスコアのサーバー利用は、設置後5年間無償。
 情報の伝送、処理及び、警報メールの受信にランニングコストが発生しない。
4.㈱トランスコアのサーバー利用時、24時間連続監視が可能。
5.計測・検知データは、リアルタイムで伝送、通知される。

 

 

 

   センサ機能

 

1.水位レベル検知センサ
 ため池の水位レベルを検知し、所定時間に通報する。

 

 

 

 

 

 

2.越水・浸水検知センサ
【越水検知センサ】
 ため池天端の越水発生を検知する。検知浸水深は約3㎝。
【浸水検知センサ】
 ため池周囲の避難路や住宅周辺の浸水を検知する。検知浸水深は約5㎝。

 

 

 

 

 

3.漏水検知センサ
 ため池堤防の漏水、余水吐、取水設備等、コンクリート構造物周辺の変状を検知する。

 

【設置場所】裏法尻、漏水の発生が懸念される箇所