2023.01.01

構造物とりこわし工「ミニブラスティング工法」

株式会社 カコ-

 

 

ミニブラスティングとは、小口径、少薬量の高性能爆薬を使用して限定的で小規模な破壊をする発破のことである。(株)カコーでは北欧で行われていたミニブラスティングの有効性にいち早く着目し、実用化に向けた実験を繰り返し行ってきた。その結果小さくてパワーのある火工品を用いて、早く安価で、より安全な発破を実現した。
施工実績:20件以上(2016年10月現在)

 

 

 

   特 徴

 

・特殊な防護シートを用いて飛散物を完全に防止できる。

・少薬量の火薬類を使用するので、発破騒音や振動を低減できる。

・限定的な発破が可能なため「ここだけ壊したい」というケースに有効で、予定破壊域以外

 の箇所に損傷を与えない。

・小口径の発破孔なので、穿孔作業を短時間で行うことができる。

 

 

 

 

   ミニブラスティング用火工品

 

 

石神浄化施設機能改善工事 2013年(千葉県)

RDX系ペレットタイプ

 

 

 

 

   ミニブラスティング基礎試験

 

装薬量:30g×2孔=60g、対象物:RC柱(500×500×1,800)

 

 

 

 

 

 

   RC基礎解体工事

 

装薬量合計:4.56kg、対象物:RC基礎(7,900×2,550×1,000)

 

 

石神浄化施設機能改善工事 2013年(千葉県)

発破前

発破後

 

 

 

 

   騒音・振動レベル予測グラフ

 

 

 

 

 

 

   ミニブラスティング用火工品 仕様