2023.01.01
共和コンクリート工業株式会社
プレキャスト魚道ブロック工法は、ダム・堰堤・床止工・取水堰等の施設や対象生物に合わせた魚道製品の提案が可能である。選定した製品を現地で組立てるだけなので工期短縮となるほか、魚道機能や治水機能の共同研究、自社での水理実験や現地調査等により、安全で安心した施設を構築できる。
実 績 |
全国1,879件(2021.08現在)
NETIS 旧登録番号 |
CB-07008-A、TH-980036-A
ARIC 登録番号 |
0255
特 徴 |
1.工期の短縮
製品を使用することで、熟練工による自然石魚道や型枠・鉄筋組立等の省力化により、工期短縮が図れる。
2.工費の低減
工期短縮による仮締切などの簡素化により、トータルコストの低減が図れる。
3.施工時の安全性向上
プレキャスト製品を現地で組み上げていく熟練工不要の工法なので、作業量の削減、安全性が向上する。
4.品質の向上
天候等の現場条件に左右されないプレキャスト製品を用いることで、品質が向上し、耐久性の向上につながる。
• 緩傾斜落差工を構築する魚道機能を付加した護床ブロック
(①リップラップ ②せき流 ③瑞流※1)
• ダムや砂防堰堤に設置する階段式魚道ブロック(④遊泳)
• 全断面や扇型等の魚道施設を構築できる隔壁魚道ブロック
(⑤ステップール)
• 水路式粗石付魚道ブロック(⑥魚群※2)
※1:(公財)リバーフロント研究所の共同研究
※2:(国研)土木研究所との共同開発
当社研究施設における実物大製品での水理実験 |
水理実験
甲殻類や底生魚の遡上写真