2023.01.01
長谷川体育施設株式会社
概 要 |
長谷川体育施設㈱は、1959年に東洋で初のウレタントラックを施工して以来、数多くの全天候型陸上競技場の施工実績を持つ、国産ウレタントラックの先駆者的存在である。その豊富な経験にもとづき、1976年度より「より速く、安全に、快適に」をコンセプトにレヂンエースが開発され数々の新記録の舞台で採用となった。2017年9月には福井運動公園県営陸上競技場で日本インカレが開催され、男子100mで日本人初となる9秒台の日本記録が誕生している。
また、レヂンエースは世界標準仕様の舗装材としてWA(世界陸連)に製品認証登録。2022年9月までに鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムやSAGAサンライズパークSAGAスタジアムなど、15件のレヂンエース公認陸上競技場が、WA CLASS 2施設として認証登録されている。
SAGAスタジアム WA CLASS 2認証
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白波スタジアム WA CLASS 2認証 2023年 鹿児島県特別国体 主会場 |
ポカリスエットスタジアム WA CLASS 2認証 四国高校総体インターハイ2022 競技会場 |
特 徴 |
運動工学・人間工学的研究を含め、あらゆる科学的実験やテスト施工を長期間繰り返した上で完成した陸上競技用ウレタン系舗装材。
1. サーフェスは均一なエンボス仕上げ
特殊施工技術により継ぎ目のない均一なノンスリップ表面に仕上げられる。
2. 硬軟複層構造による反発弾性
衝撃を吸収するベース層と、弾性・反発力に優れた耐久層および均一なエンボス仕上げ
により、安全快適でしかも安定したコーナリングと力強いキックが得られ、記録更新が
期待できる。
3. 耐候性・耐久性が抜群
レヂンエースは、特に過酷と言われる日本の気象条件の中で、長期にわたって安定した
品質を保つよう、各種の劣化促進試験や屋外暴露試験を行い改良を加えている。
4. ウレタンの膨れ・剥離を解消した施工法
優れた施工技術と独自の下地処理工法によりウレタンの不陸・フクレやアスコン層から
の剥離現象をシャットアウトした。
5. 理想的な全天候型トラック
気温による硬度変化が少なく、降雨によるコーナーでの横滑りも起きない。また、年間
を通じて安定したコンディションで競技ができる。
6. 環境の保護と調和
環境に配慮した人にやさしいスポーツ施設づくりのため、常に新しい技術・素材・工法
を開発。