2023.01.01
日米レジン株式会社
国 土 交 通 省 N E T I S 登 録 |
NO.KK-120060-A(旧登録)
概 要 |
高強度・高弾性係数を特徴とするコンクリート構造物の断面修復用(左官工法用)のエポキシ樹脂モルタル材料である。エポキシ樹脂と特殊骨材がセットになっており、施工が容易。コンクリートへの付着強度が、断面修復材としての基準値1.5N/mm2(構造物施工管理要領(東・中・西日本高速道路株式会社))を大きく上回る2.8N/mm2あり、コンクリートへの優れた接着性が認められるため、プレキャスト部材等の充填接着剤にも活用できる。
用 途 |
・一般的なコンクリート構造物の断面修復
・高強度を必要とするコンクリート構造物の断面修復
・早期強度が必要なコンクリート構造物の断面修復
・コンクリート構造物の欠損部補修
・コンクリート二次製品等の補修
・セグメント製品等のコンクリート部材の充填接着
・セパ穴部の充填接着
特 徴 |
・コンクリート以上の圧縮強度が得られる
・コンクリートと同等の静弾性係数・熱膨張係数を有する
・モルタル、コンクリートに強力に接着
・作業性、成型性、耐水性、耐候性に優れている
・断面修復後はコンクリートの中性化を防止
・割れ、ひびが発生しにくい
・NEXCO断面修復材の規格に対応
・計量の必要がない小分け製品のため施工管理が容易
・モルタル、コンクリートでは難しい薄層の施工が可能
・汎用エポキシパテ材に比べて安価
性 状 |
物 性 |
施 工 方 法 |
1.下地処理
下地表面(接着部位)の脆弱部、レイタンス、錆、ゴミ、汚れ、油分等を除去する
2.プライマーの塗布
施工箇所にプライマーを塗布
3.樹脂の混合
主剤、硬化剤を容器から取り出し、均一になるまで十分に混合撹拌
4.樹脂と骨材の混合
混合した樹脂と骨材を電動ミキサー、ヘラ等で十分に混合
5.施工
可使時間内に金ゴテ、ヘラ等で施工箇所に充填
6.養生
施工後、樹脂が硬化するまで十分に養生
※必ず樹脂(主剤、硬化剤)を混合してから、骨材と混合。壁、天井面には、同梱のダレ止め材を使用