2023.01.01

道路用特殊塗料「ハードラインアクア#21/ハードラインアクア21SQD工法」

アトミクス株式会社

 

 

 

   ハードラインアクア#21

 

 

「ハードラインアクア#21」は、機能上、実用化が難しいとされていた道路用塗料の水性化を初めて実現した「水性路面標示用塗料」である。これまで水性塗料は、道路用塗料としてはアスファルト面との融合が課題とされてきたが、アトミクス(株)では特殊アクリルエマルジョンを開発することによって、塗料とアスファルト面の密着性を画期的に高めることに成功した。これにより有機溶剤を大幅に削減した環境にやさしい塗料が開発できた。

 

 

■ 特 徴

1.路面標示用塗料 JIS K 5665 1種A(常温水性)

  ※JIS K 5665 2種A(加熱水性)認証品

2.速乾型水性路面標示用塗料である。

3.非危険物である。

4.夜間反射性能に優れている。

5.NEXCOレーンマーク施工管理要領(2014.7)「水性Ⅱ型」対応

6.人・環境にやさしい路面標示用塗料である。

7.水性で使いやすく、安全性に優れている。

 

 

 

■ 用 途

・区画線(中央線、外側線)

・道路標示(右側部分はみだし通行禁止線、駐停車禁止標示など)

・駐車区分線、空港(走路、誘導路など)

・高速道路

 

 

 

■ 塗 装 方 法

ローラー、ハンドマーカー(小型手押し式ライン施工機)、ペイントマーカー(大型車載式スプレーマーカー)など従来の施工機械を水性対応に改良して利用できる。塗布量は従来と同様で標準仕様では1種で50L/km、2種で60L/kmである。

 

 

 

■ ハードラインアクア#21

公共工事用資材における特定調達品目として追加選定された「低揮発性有機溶剤型の路面標示用水性塗料」の基準を満たした、グリーン購入法に適合する製品である。

 

 

 

「ハードラインアクア#21」と従来型路面標示用塗料の性能比較(1種型)

 

 

 

 

   ハードラインアクア21SQD工法(特許取得)

 

 

NETIS登録 No.HR-120008-VE

 

 

ハードラインアクア21SQD(スーパークイックドライ)工法(以下、SQD工法)は、ハードラインアクア#21クイックドライ(乾燥促進剤)とハードラインアクア#21 H-60、またはハードラインアクア#21 C-10を併用して塗布することにより、塗料の乾燥性、耐降雨性(降雨に耐えうるまでの乾燥時間)を著しく向上させる工法である。SQD工法は、これまでの水性塗料の弱点である低温時・高湿度時における乾燥性、耐降雨性を著しく改善することができる。

 

 

 

 

 

 

 

   性能表

 

 

ハードラインアクア#21 H-60ハードラインアクア21SQD工法

 

 

ハードラインアクア#21 C-10ハードラインアクア21SQD工法