2018.01.01
東陽上村アドバンス株式会社
当製品は、重車輌の横断荷重に対応した横断側溝である。 「プレート固定式」という独自開発の方式を採用したことで、従来品のボトル固定トラフと比較して、精度の高い固定性能と歩行者への安全性の向上を実現した。
特 徴 |
①プレート固定金具を用いた固定方式
プレート固定式とはアングル溝にプレート固定金具を装着しボルト締め付けによって本体とグレーチングを固定する独自の方式である。短尺加工が必要な場合でも、固定位置にこだわることなく、状況に応じて固定位置を移動させ固定ができる。また、短尺時の「片側2点の締め付け」の状況がなくなり、両端をしっかりと固定できる為、固定式機能の効力を充分に発揮できる仕組みとなっている。
②ボルト開口の縮小化
横断側溝関連の製品ではグレーチングのボルト差し込み部分の開口の大きさが問題となっているが、当製品は歩行者の安全性を考慮し、開口サイズをヒールが落ちない小さいサイズになっている。
③巻込アングルの採用(除雪車対策)
従来の横断側溝は、側溝部分の路盤と段差が生じると、除雪作業の際にショベルの刃先がトラフのアングルをひっかけて、アングルがめくり上がり破損するケースがあった。
当製品は、アングルをトラフ本体の外側まで巻き込む形状とし、めくりあがりの問題を大幅に解消した。
参 考 例 |
短尺箇所の長さをあらかじめ確認。 | |
プレート固定用のボルト差し込み部分を残して必要長さをカット。 | |
短尺の場合でも4点固定が可能となる。 |
製品名 | 内幅 | 深さ | 長さ | 重量 | 耐荷重 |
横断側溝240型プレート固定式 | 240 | 240 | 1000 | 200kg | T-25 |
横断側溝300型プレート固定式 | 300 | 300 | 1000 | 200kg | T-25 |
※グレーチング蓋はプレート固定式専用の普通目タイプ(T-25)・細目タイプ(T-25)を用意