2020.01.01

土壌改良材「DWファイバー」

大建工業株式会社/サンスイ・ナビコ株式会社

 

 

DWファイバーは純国産の木材チップとフルボ酸を使用した環境に優しい土壌改良材である。

 

 

DWファイバー容姿

 

 

 特殊解繊処理し、土壌に混ぜた際ダマになり

 にくく、土壌の透水性改善に効果的。

 フルボ酸の効果で植物の光合成も促進され

 る。

 

 

 

 

 

 

 

一般的な破砕チップ

DWファイバー断面

 

 

 

 

   特 徴

 

1.  資源の有効活用

  国産の端材や未利用木材を利用している。

 

2.  環境負荷が少ない

  バージン100%の木繊維であることから、土壌中で分解・土壌化するので環境負荷を抑

    えることが可能である。

 

3.  地温変化を抑制

      嵩密度が低く、空気を多く含むので、地温の変化を抑える効果がある。

 

4.  通水・保水性が高い

      木質資源を特殊処理することによってランダムな繊維構造を実現し、透水性・保水性が

      向上する。

 

5.  土壌の団粒化を促進

      DW ファイバーにフルボ酸を混合することにより、土壌粒子を凝集コロイド化して土壌

      の団粒化を促進する効果がある。

 

6.  植物の生育を促進

      DW ファイバーにフルボ酸を混合することにより、植生の光合成を活性化する効果があ

      る。

 

 ※フルボ酸は森林や土壌の中に存在する有機酸のひとつで植物にミネラル補給する役

  目を担っている。

 

 

 

   仕 様

 

原材料:バージン木材(バーク・葉を含む)

    建設廃材不使用、樹種は限定しない

外観 :不均一に繊維状

嵩密度:350kg/m3未満

荷姿 :1000L(フレコン入り)

 

 

 

   通水性試験

 

混合量を変えた試験盛土

長谷川式現場透水試験

 

 

試験結果

 

 

 

 

 降水によって含水率が高くなっている状態の

 盛土でもDW ファイバーを3%混合すること

 で30mm/h以上の透水性となることが確認で

 きた。

 

 

 

 

 

 

   施工例

 

防草目的で適用されていたグリーンサンドに対し、DW ファイバーを土壌に混合し、ティフトン植栽による芝生化に成功した。

 

 

土壌改良経過写真

 

 

施工後経過

 

 

 

 

   品質規格

 

・NETIS 登録

 No.KT-170110-A 「土壌改良材DW ファイバー」

・有機 JAS 認定取得

・特許権取得 特許第6322689号